NBAに「デンバー・ナゲッツ」というチーム名がある。これはデンバーの郷土料理がナゲットだから、なんてことではなく、「ナゲット」の別の意味に由来するものだ。
本日の八村塁は23得点!
— maeda, h (@torisan3500) 2024年3月3日
今日もスターターで36分。3P 3-4で23得点3リバウンド2アシスト。ちなみにチームトップスコアはレブロンで26-4-9。
但し試合は114-124でNuggetsに敗戦。 #NBA
「ナゲット」の「別の意味」は、広辞苑にも載っている。
ナゲット【nugget】
(1)金塊。金属塊。
(2)一口大の鶏肉・魚肉などに衣を付け、油で揚げた料理。「チキン・――」
そう。デンバー・ナゲッツの「ナゲット」は、この「金塊」に由来するものだ。ちなみに「大辞泉」などでも同様の語釈。
ナゲット【nugget】
1 貴金属のかたまり。特に、天然の金塊。
2 鶏肉や豚肉などの小さなかたまりを揚げたもの。「チキン―」
以外なのは「日国」。正面から「金塊」の意味を示さない。
ナゲット
解説・用例
〔名〕
({英}nugget 「金塊」の意)
鶏肉や豚肉などの小さなかたまりを揚げたもの。「チキンナゲット」
これはどういう意味かな。「日本では金塊の意味には使いません」というようなことなんだろうか。
すると、だ。より大衆的(?)な辞書にも「金塊」の意味はなさそうじゃない? ってなわけで「三省堂国語辞典」を見る。
ビンゴ!
ナゲット
(nugget=かたまり)
鶏肉や魚肉に、ころもをつけ、油で揚げたもの。
「デンバー・ナゲッツ」の意味を知りたければ英語で調べろよ、という潔さだろう(笑)。
P.S. 新明解第三版に「ナゲット」はない(マクドナルドが「ナゲット」を売り出したのは1984年らしい。新明解第三版は1981年)。