気になる言葉 on 国語辞典

つい気になった言葉など、辞書で引いてみる

動物

「目の下」

「目の下」という言葉があるそうだ。「目の下」と言われてすぐに思いつくのは「目の下のクマ」かな。おそらくは「目の下」とは、人の(女性の)加齢を揶揄したりする言葉なんじゃなかろうか? あるいは「鼻の下」の類義語なんだろうか?

「リスキリング」

最近、新聞でもよく見る言葉になった「リスキリング」。なんだか、いかにも和製英語っぽい言葉だけど、ちゃんとした英語だ。 rè・skíllv.t.,v.i. 高度技術を再教育する.

死んだ猫でも弾む。

気になったのは「dead cat bounce」という英語の表現なので、こちらのブログに載せるのはちょっと違うのかも。まあ「言葉ネタ」ということで。 出会ったのは日経新聞に掲載されていた記事だった。 米ウォール街では株式相場の急落後の一時的な反発を「デッド…

「猿真似」というほど、猿は人の真似をするの?

英語の辞書を眺めていると、英語にも「猿真似」風の表現があるようだ。 「猿真似」は、英語でも猿真似。> play the ape猿まねをする;悪ふざけをする.━━ v.t.1 (下手に・不器用に)まねる,模倣するape another's style of writing2 ((ape it)) ((古)) 猿ま…

生物学的種

いかにもサブ項目的な言葉だけど、『日本国語大辞典』では、ちゃんと独立し項目として立項している。 せいぶつがくてき‐しゅ 【生物学的種】 個体相互間の生殖の可能性を基本として定める種。互いに生殖的に隔離された地方集団より成る。形態に重点をおいた…

「たてがみ」はどこの毛だ?

「たてがみ」がどこの毛なのか。人生で疑問を持ったことはなかったな。ぼくは、ライオンの顔周りの長い毛、あれを「たてがみ」と呼ぶのだと思っていた。 『ビジュアルデイクショナリー英和大辞典』のmaneは頭部を指してるな(OALDでは頸部のみを指していた)…

「揺すぶる」

「揺すぶる」は、正しい日本語だろうか? それとも「揺さぶる」の誤用(ないし訛)だろうか? どうやら「揺すぶる」は正しい日本語らしい。 ごんぎつね (岩波少年文庫) 作者:新美 南吉 岩波書店 Amazon

「生繭」(なままゆ)

国語辞典を眺めていると、「生繭」(なままゆ)という言葉に出会った。意味は文字通りなんだけど、ちょっとびっくりしたな。 生繭(なままゆ)とは、蛹が生きている状態の繭。こんな言葉があるのは日本文化だなあ… via 岩波国語辞典 pic.twitter.com/CdoZka2…

シャム猫とシャム双生児

「シャム猫」は「Siamese cat」で「シャム双生児」は「Siamese twins」。どっちも同じ言葉なんだな。なぜだ? というか、今は「シャム双生児」という言葉も昔ほどメジャーじゃないかな?

「大軽率鳥」ってなんだろうね。

『日本語便利辞典』を眺めていて、「おおおそどり」という言葉に出会った。なんじゃこれ。この言葉も相当変な感じだけど、漢字で書くと「大軽率鳥」と書くのだそうだ。ますますへんてこりんだ。

ニホンカワウソは生き続ける。

ちょっと驚いたんだけどね。「ニホンカワウソは生きている」とする辞書がいくつかあるみたいだね。 たとえば『日本国語大辞典』。 かわ‐うそ[かは‥] 【獺・川獺】 (1)イタチ科の哺乳類。体長六〇~七〇センチメートルで、イタチに似ている。体は長く、尾は…

バニリン。

「バニリン」って言葉、今日覚えた。でもまさか、国語辞典に載っているとは思わなかったなあ。 実験では、気化させたバニリンをマウスに吸わせ55度程度に熱した板の上にのせた。バニリンを吸ったマウスは吸っていないマウスに比べ熱さで板から手(前足)を離…

「バタリー」って知ってる?

『新明解』を眺めていると「バタリー」という語に出会った。ちなみに英語で、スペルは「battery」なんだそうだ。 なんだそれ。それは「バッテリー」じゃん? でも「バタリー」なんだそうだ。

「ラプトル」って知ってる?

「ラプトル」。ジュラシックパーク以来、日本語でもすっかり定着したのかと思っていた。 たとえば英和辞典でも、語釈に「ラプトル」と表記したりしているよ。たとえばOLEXだ。 raptor(名)(C)(1)肉食鳥、猛禽類。(2)ラプトル(Velociraptorの短縮形)。 …

「チキン野郎」は辞書にあるのか?

『鳥肉以上、鳥学未満』という本を読み始めた。『鳥類学者だからって、鳥が好きだと思うなよ』(面白かった!)を書いた人の本だ。 その中に「チキンバーガー」のことが書いてあった。 ハンバーガーは「ハンブルクの」という意味なので、チキンバーガーを直…

国語辞典の卵黄はムズいよ。

『生物に学ぶイノベーション』という本を読んでいた。面白かった。その中で「卵黄」について記していた。 卵黄とは、私たちが食べる玉子の黄身の部分である。少なからぬ人々が、これが将来のヒナになる「胚」だと誤解しているが、胚はこの黄身の上の直径五ミ…

「皮」って言葉 on 国語辞典

「皮」なんて、あまり辞書でひかないかなあ。たまたま『新明解』でみると、意外に面白そうだった。 動植物の外側をおおい、内部を保護するもの。 「当たり前」にみえるけど、「動植物」をまとめて扱う(扱える)のがちょっとおもしろい。また、皮は「境界」…

「猿ぐつわ」の「猿」って何?(追記アリ)

英語の「gag」(ギャグ)には「猿ぐつわ」って意味がある。 それはともかく「猿ぐつわ」。『三省堂国語辞典』によれば「声をたてさせないために〈口にかませるもの/布などをかませて口をしばること〉」だそうだ。 意味はいいとして、なんでここに「猿」が出…

辞書に載る「くらげの骨」

岩波文庫の『日本児童文学名作集』を読んでいる。その中に「こがね丸」という話がある。その話に「くらげの骨」という表現が出てくる。 海月(くらげ)の骨を得し心地して、その翌日(あけのひ)朝未明(あさまだき)より立ち出で、教へられし路を辿(たど)…

フェロモンとはホルモンが外に出たもの

馬鹿なので、「フェロモン」というと、どうにも「エッチ」なイメージをもってしまう。ちゃんとした「生物学的」(?)用語なのであるなあ。しかも「ホルモン」とはごく近い関係であるようだ。 内分泌系のはたらきが個体の外にまで拡がったとき、その化学的信…

爬虫類とは、爬行する虫のこと。

『ウニはすごい バッタもすごい』に出てきた言葉。 爬虫類とは、爬行する(這う)虫(小動物)の意味である。 言われてみると、「爬虫類」をなぜそう呼ぶのか、考えずに生きてきたような気がするな(恥ずかしい)。 ウニはすごい バッタもすごい - デザイン…

「麒麟」の「麒」はオスの麒麟、「麟」はメスの麒麟なんだって。

麒麟なんて高貴な動物について「オスメス」と呼んで良いのかはともかく。「麒麟」が、キリンの雄雌を言うのだと知らなかった。 上は『新明解』。 いわく「想像上の神秘な動物。『麒』はその雄、『麟』は雌で、聖人が世に出、王道が行われる時生まれ出ると伝…

「けだもの」と「けもの」の違いを述べよ

「けだもの」は「けもの」に「だ」がついているものな。なんだか、より「けだもの」な感じがするじゃないか。 違いはなんだろうなあと思ったきっかけは『岩波国語辞典』を読んでいたときのことだ。「野獣」の語釈を見て考え込んだ。

「刺し網」とは、魚が「刺さった」ようになるから「刺し網」

「ジョブカフェ北海道」というところの記事を見ていると、「刺し網」についての説明があった。曰く「魚が網に刺さったような状態になるためにこのように呼ばれています」。 魚が、「刺さる」?

広辞苑が馬鹿にする(?)プテラノドン

ふと『広辞苑』の「プテラノドン」に目がとまった。 広辞苑が「プテラノドン」について述べて曰く「尾が著しく短い」。ほかに言ってやることはなかったのだろうか。 #辞書 #国語辞典 pic.twitter.com/ZcjC2u1dXI— maeda hiroaki (@torisan3500) November 27,…

「猫下ろし」ってなんだろう?

小型辞典などには載っていないけれど、たとえば『広辞苑』の現行版などは載せている。「猫下ろし」っていったいなんなんだろう? 岩合光昭 世界の猫 2017 カレンダー ([カレンダー]) 作者: 岩合光昭 出版社/メーカー: 労働教育センター 発売日: 2016/09/10 …

「もぬけの殻」の「もぬけ」ってなんだ?

ふと「もぬけの殻」の「もぬけ」が何なのか気になった。そう、50年間、知らずに生きてきたのだ。 「蛻の殻」という漢字であることも今日はじめて知ったところ(下の写真は『新明解漢和辞典』)。

「コアラ」でいちばん面白いのは『三省堂国語辞典』?

国語辞典を眺めていると「コアラ」に目がひかれた。 アニア AS-24 コアラ 出版社/メーカー: タカラトミー 発売日: 2014/08/07 メディア: おもちゃ&ホビー この商品を含むブログを見る 最初に見ていたのは『岩波国語辞典』だ。 コアラ形がくまに似た、オース…

「燕雀」とは、『明鏡』によると「ツバメとスズメ」のこと(あたりまえ)。

『日本語大シソーラス』で「鳥」のあたりを見ていて「燕雀」という言葉があることを思い出した。 日本語シソーラス 類語検索辞典 第2版 作者: 山口翼 出版社/メーカー: 大修館書店 発売日: 2016/05/17 メディア: 大型本 この商品を含むブログ (1件) を見る …

「バイオロギング」って和製英語なんだって!

「バイオロギング」ってのは和製英語なんだそうだよ! 日経新聞に書いてあった。 生物を意味する「バイオ」と、記録することを意味する「ロギング」を組み合わせた和製英語で、今では学術用語として海外でも定着している。 via #日経新聞 バイオロギング、行…