動物
国語辞典を眺めていると、「生繭」(なままゆ)という言葉に出会った。意味は文字通りなんだけど、ちょっとびっくりしたな。 生繭(なままゆ)とは、蛹が生きている状態の繭。こんな言葉があるのは日本文化だなあ… via 岩波国語辞典 pic.twitter.com/CdoZka2…
「シャム猫」は「Siamese cat」で「シャム双生児」は「Siamese twins」。どっちも同じ言葉なんだな。なぜだ? というか、今は「シャム双生児」という言葉も昔ほどメジャーじゃないかな?
『日本語便利辞典』を眺めていて、「おおおそどり」という言葉に出会った。なんじゃこれ。この言葉も相当変な感じだけど、漢字で書くと「大軽率鳥」と書くのだそうだ。ますますへんてこりんだ。
ちょっと驚いたんだけどね。「ニホンカワウソは生きている」とする辞書がいくつかあるみたいだね。 たとえば『日本国語大辞典』。 かわ‐うそ[かは‥] 【獺・川獺】 (1)イタチ科の哺乳類。体長六〇~七〇センチメートルで、イタチに似ている。体は長く、尾は…
「バニリン」って言葉、今日覚えた。でもまさか、国語辞典に載っているとは思わなかったなあ。 実験では、気化させたバニリンをマウスに吸わせ55度程度に熱した板の上にのせた。バニリンを吸ったマウスは吸っていないマウスに比べ熱さで板から手(前足)を離…
『新明解』を眺めていると「バタリー」という語に出会った。ちなみに英語で、スペルは「battery」なんだそうだ。 なんだそれ。それは「バッテリー」じゃん? でも「バタリー」なんだそうだ。
「ラプトル」。ジュラシックパーク以来、日本語でもすっかり定着したのかと思っていた。 たとえば英和辞典でも、語釈に「ラプトル」と表記したりしているよ。たとえばOLEXだ。 raptor(名)(C)(1)肉食鳥、猛禽類。(2)ラプトル(Velociraptorの短縮形)。 …
『鳥肉以上、鳥学未満』という本を読み始めた。『鳥類学者だからって、鳥が好きだと思うなよ』(面白かった!)を書いた人の本だ。 その中に「チキンバーガー」のことが書いてあった。 ハンバーガーは「ハンブルクの」という意味なので、チキンバーガーを直…
『生物に学ぶイノベーション』という本を読んでいた。面白かった。その中で「卵黄」について記していた。 卵黄とは、私たちが食べる玉子の黄身の部分である。少なからぬ人々が、これが将来のヒナになる「胚」だと誤解しているが、胚はこの黄身の上の直径五ミ…
「皮」なんて、あまり辞書でひかないかなあ。たまたま『新明解』でみると、意外に面白そうだった。 動植物の外側をおおい、内部を保護するもの。 「当たり前」にみえるけど、「動植物」をまとめて扱う(扱える)のがちょっとおもしろい。また、皮は「境界」…
英語の「gag」(ギャグ)には「猿ぐつわ」って意味がある。 それはともかく「猿ぐつわ」。『三省堂国語辞典』によれば「声をたてさせないために〈口にかませるもの/布などをかませて口をしばること〉」だそうだ。 意味はいいとして、なんでここに「猿」が出…
岩波文庫の『日本児童文学名作集』を読んでいる。その中に「こがね丸」という話がある。その話に「くらげの骨」という表現が出てくる。 海月(くらげ)の骨を得し心地して、その翌日(あけのひ)朝未明(あさまだき)より立ち出で、教へられし路を辿(たど)…
馬鹿なので、「フェロモン」というと、どうにも「エッチ」なイメージをもってしまう。ちゃんとした「生物学的」(?)用語なのであるなあ。しかも「ホルモン」とはごく近い関係であるようだ。 内分泌系のはたらきが個体の外にまで拡がったとき、その化学的信…
『ウニはすごい バッタもすごい』に出てきた言葉。 爬虫類とは、爬行する(這う)虫(小動物)の意味である。 言われてみると、「爬虫類」をなぜそう呼ぶのか、考えずに生きてきたような気がするな(恥ずかしい)。 ウニはすごい バッタもすごい - デザイン…
麒麟なんて高貴な動物について「オスメス」と呼んで良いのかはともかく。「麒麟」が、キリンの雄雌を言うのだと知らなかった。 上は『新明解』。 いわく「想像上の神秘な動物。『麒』はその雄、『麟』は雌で、聖人が世に出、王道が行われる時生まれ出ると伝…
「けだもの」は「けもの」に「だ」がついているものな。なんだか、より「けだもの」な感じがするじゃないか。 違いはなんだろうなあと思ったきっかけは『岩波国語辞典』を読んでいたときのことだ。「野獣」の語釈を見て考え込んだ。
「ジョブカフェ北海道」というところの記事を見ていると、「刺し網」についての説明があった。曰く「魚が網に刺さったような状態になるためにこのように呼ばれています」。 魚が、「刺さる」?
ふと『広辞苑』の「プテラノドン」に目がとまった。 広辞苑が「プテラノドン」について述べて曰く「尾が著しく短い」。ほかに言ってやることはなかったのだろうか。 #辞書 #国語辞典 pic.twitter.com/ZcjC2u1dXI— maeda hiroaki (@torisan3500) November 27,…
小型辞典などには載っていないけれど、たとえば『広辞苑』の現行版などは載せている。「猫下ろし」っていったいなんなんだろう? 岩合光昭 世界の猫 2017 カレンダー ([カレンダー]) 作者: 岩合光昭 出版社/メーカー: 労働教育センター 発売日: 2016/09/10 …
ふと「もぬけの殻」の「もぬけ」が何なのか気になった。そう、50年間、知らずに生きてきたのだ。 「蛻の殻」という漢字であることも今日はじめて知ったところ(下の写真は『新明解漢和辞典』)。
国語辞典を眺めていると「コアラ」に目がひかれた。 アニア AS-24 コアラ 出版社/メーカー: タカラトミー 発売日: 2014/08/07 メディア: おもちゃ&ホビー この商品を含むブログを見る 最初に見ていたのは『岩波国語辞典』だ。 コアラ形がくまに似た、オース…
『日本語大シソーラス』で「鳥」のあたりを見ていて「燕雀」という言葉があることを思い出した。 日本語シソーラス 類語検索辞典 第2版 作者: 山口翼 出版社/メーカー: 大修館書店 発売日: 2016/05/17 メディア: 大型本 この商品を含むブログ (1件) を見る …
「バイオロギング」ってのは和製英語なんだそうだよ! 日経新聞に書いてあった。 生物を意味する「バイオ」と、記録することを意味する「ロギング」を組み合わせた和製英語で、今では学術用語として海外でも定着している。 via #日経新聞 バイオロギング、行…
『岩波国語辞典』を眺めていると「タガメ」の項が目にとまった。漢字が「田亀」になっているのだ。 たがめ【田亀】体長6.5センチほどの、こおいむし科の昆虫。成虫・幼虫ともに田や池沼に住み、小魚や他の昆虫を捕らえ、くちばしでさして体液を吸う。養魚上…
怪鳥ロプロスはドローンのように飛行しながら撮影することもできる。有益なやつだったな。まあロデムの美人さが素敵だとか、ポセイドンのメカニックさが素晴らしいという人の方が多いのかもしれないけれど。 バビル2世 OP FULL - YouTube でもぼくは「怪鳥」…
夜、皇居周辺を散歩しているとハクビシンに出会った。 食玩 チョコエッグ 日本の動物 第5弾 139 ハクビシン 出版社/メーカー: フルタ メディア: おもちゃ&ホビー この商品を含むブログを見る 以前、三井物産人工池のカルガモに関するテレビをみたとき、「周…
夜の日比谷公園(ゲートがしまってるかと思ったら入れるんですね)に行って、「蝉」を見てきた。 ついに発見、脱皮中! pic.twitter.com/qbsC0a3Gdc— maeda hiroaki (@torisan3500) 2014, 8月 11
恥ずかしながら、貝が何を食ってんのかよく知らない。「なんだろうなあ」と思ったきっかけはこれだ。 漢字は面白そうだがかなり怖そうな「つめたがい」via 広辞苑 #辞書 #国語辞典 pic.twitter.com/tU61OnBll0— maeda hiroaki (@torisan3500) 2014, 7月 14 …
「送り狼」はもともと比喩的表現なのではないという話は、遠い昔に聞いたような気もする。 比喩としての意味だけではない「送り狼」。ところで「狼れん」って何だろう? via 広辞苑 #辞書 #国語辞典 pic.twitter.com/FdeS4c3b99— maeda hiroaki (@torisan350…
こうもり傘は「広げた形がコウモリの翼の形に似ている」(大辞泉)からこうもり傘だと言うのだそうだ。 「コウモリの翼の形」ってのもよくわからないが、昔の日本石油の商標のようなイメージか。 まあ言われてみれば似ている気がしないでもない。上の写真はJ…