気になる言葉 on 国語辞典

つい気になった言葉など、辞書で引いてみる

歴史

「当分」は進化主義的悲しい言葉?

「当分」は『新明解』に次のように定義されている。 とうぶん【当分】その状態がしばらく続き、変化の起こることは現状に置いては期待出来ないことを表す。 この語釈、なんとなくさびしい感じがしないかな。

「陶片」を載せる国語辞典はほとんどない。

ちょっとびっくりした。国語辞典に「陶片」を探しても載っていないんだ。「陶片」といえば「陶片追放」。その「陶片」をどう定義しているのかと、ふと見てみたくなった。だけどめくってみた限りでは『日本国語大辞典』にしか載っていないかな。 とう‐へん[…

フラメンコ!

恥ずかしい話だけれど。小学六年生の頃「将来の夢は?」と言われて「ジプシーになりたい」なんてこたえた(小6でこれは馬鹿だろう)。馬と親しく生きる映像をテレビで見て、それで憧れたんだと記憶する。 その「ジプシー」音楽の「フラメンコ」だけど、辞書…

「たちながし」。

なんとなく想像するリズムは「おもてなし」に似てるな。でも「たちながし」は「立ち流し」と書く。 字面から想像できる通り「流し台」の一種だそうだ。

男女交際の場としての「寝宿」?!

また『新明解』の話なんだけど、「寝宿」という単語を見つけた。 ねやど【寝宿】結婚前の青年男女が統制のもとに寝泊まりした共同の宿舎。かつて男女交際の場とされた。 なんだ、そのいかがわしそうな場所は?

「ルンペン」はドイツ語だよ。 

ぼくの世代のちょっと前まで、「なんでもドイツ語」が世の風潮だったみたいだ。ぼくはその時代を生きていないからよくわからないけれど、でもたとえば「シャンなメッチェン」とかって言い回しが市民権を得ていたのなら、やはりドイツ語が流行ってたってこと…

ノートルダム

さすがにノートルダムはいろんな国語辞典に載っているね。 ナノブロック ノートルダム大聖堂 NBH_093 出版社/メーカー: カワダ(Kawada) 発売日: 2015/11/28 メディア: おもちゃ&ホビー この商品を含むブログを見る 『広辞苑』はこんな感じ。 ノートル・ダム…

オオクニヌシノミコトは悪者?

『日本国語大辞典』第二版で「オオクニヌシノミコト」を見てちょっと驚いた。 おおくにぬし‐の‐みこと[おほくにぬし‥] 【大国主命】(中世以降の呼称。古くは「おおくにぬしのかみ」)「古事記」が設定した国つ神の首魁。 「オオクニヌシノミコト」は「首…

「ペットボトル」なんてものはなかったよ。

『広辞苑』の第三版(1983)に「ペットボトル」の「PET」はない。83年といえば、ぼくが高校三年生の頃だ。つまり、ぼくは青春時代のほとんどを「ノーPET」で過ごしたってことになる。 コカ・コーラ ゼロ ペットボトル 500ml×24本 出版社/メーカー: コカ・コ…

時代で変わる「フォーマット」

『明鏡』の初版(2003年)を読んでいた。そこで出会ったのは「フォーマット」。 フォーマット【format】(1)形式、書式。(2)コンピューターで、フロッピーディスクなどの記録媒体にデータを管理する区画を作り、管理情報を書き込んで使用可能にすること。初期…

国語辞典に載る「サムシング」

確かに「サムシング」という言葉がはやった時代があるような気がする。「なんとも言えぬサムシング……」とか。しかし国語辞典に載っているとは思わなかったな。 日本国語大辞典に載る「サムシング」 #国語辞典 pic.twitter.com/gMudrxcWCZ— maeda hiroaki (@t…

「優生保護法」の「優生」とは?

「優生保護法」が話題だ。しかし「優生」ってのは、なんだか「すごい言葉」っぽくて気になる。 ナチス・ドイツの断種法を参考にして1940年に制定された国民優生法を引き継ぐ形で、48年に施行された。 via #日経新聞旧優生保護法とはhttps://t.co/hBHhdCjlM4—…

「がんぐう」ってなんだ? にまつわる話など

「岩偶」と書く。字をみれば「ああ、あれのことじゃん」とわかる人が多いんだろう。ぼくは「岩偶」という文字を見ても、「いわぐう」などと読んでしまった馬鹿者だ。 この「岩偶」に出会ったのは『日本の土偶』なる本を読んでいたときのこと。 日本の土偶 (…

「バブル経済」とは日本独特の言い回し?

ぼくは、とある外資系コンピューターメーカーが1000人採用を行ったような、そんなバブル世代の人間だ。「花金」(ハナキン)はもちろん「花木」(ハナモク)にも飲み歩き、そしてタクシー券で帰宅したりしていた。 「バブルの最中には今がバブルであると意識…

「やもお」(「やもめ」の男版)という由緒正しき言葉

「やもめ」という言葉は知ってる。使ったことはないかもしれないけれど、「男やもめにウジがわく」なんて言葉は耳にしたことがある。 ただ、「男やもめ」を1語であらわす「やもお」という言葉をきいた、ないし目にした記憶がない。 恥ずかしながら、「やもお…

髪型の「リーゼント」は、なぜ名付けられたの?

日経新聞に「男の髪形、整髪剤の進化映す 〜 ポマードから泡状 より自然に」ってな記事があった。 「リーゼント、慎太郎カット、マッシュルームカット、ロン毛、ソフトモヒカン、おしゃれ7.3……」なんて書き出しなんだけど、そういえば「リーゼント」ってなぜ…

「再建」を「さいこん」と読むのは(たぶん)常識。

「恥ずかしながら」というべきなんだろうな。ぼくは「再建」を「さいこん」と読む(ことがある)のを知らなかった。 この字は「さいけん」と読むんじゃないのか?(写真は『新明解』)。

広辞苑が馬鹿にする(?)プテラノドン

ふと『広辞苑』の「プテラノドン」に目がとまった。 広辞苑が「プテラノドン」について述べて曰く「尾が著しく短い」。ほかに言ってやることはなかったのだろうか。 #辞書 #国語辞典 pic.twitter.com/ZcjC2u1dXI— maeda hiroaki (@torisan3500) November 27,…

広辞苑に見る「アフリカ」(初めて目にした「黒人アフリカ」)

『広辞苑』で「アフリカ」をみていた。 語釈の中に「黒人アフリカ」という語があり、耳慣れない言葉にちょっと驚いた。

「金字塔」とは「金」という文字の形に似た塔のこと!

とても恥ずかしい話なんだけれど「金字塔」の意味を知らなかった。下は『三省堂国語辞典』第七版。

「大阪夏の陣」の「陣」は比喩なんだと思っていた(恥ずかしい)…

大阪冬の陣とか夏の陣てのがある。それはまあ、だれでも知っている。国語辞典(日本国語大辞典)にも「大坂の陣」として立項されている。 おおさか の 陣(じん)徳川家康が豊臣氏を攻め滅ぼした戦い。慶長一九年(一六一四)、家康は全国の大名を召集し、一…

「たわしの日」だそうだが、「たわし」ってなんだ?

「たわしの日」なのだそうだ。 7月2日、たわしの日 pic.twitter.com/hOk2LV6mWp — 東京ズーネット[公式] (@TokyoZooNet_PR) July 2, 2014 「株式会社亀の子束子西尾商店」が亀の子たわしの特許を取得した日なので、たわしの日であるとしているらしい。

癒やしとしての国語辞典 ― 「うねる」とは「うねうねとした状態になること」

辞書を眺めていて癒やされた気分になることも多い。 「うねる」とは「うねうねとした状態になること」 via 三省堂国語辞典 第四版 #国語辞典 #辞書 pic.twitter.com/QSJvrCmXJC— maeda hiroaki (@torisan3500) 2014, 6月 19 『三省堂国語辞典』を頭から順に…

「盆栽」の源流には「盆山」とか「盆石」という(とても素敵な)ものがあったそうだ。

日経新聞の読書欄で『盆栽の誕生』という本が紹介されていた。評で使われていた「盆山」という言葉を聞いたことがない。 鉢植えで樹木を育てる「鉢木」、石に樹木を根付かせる「盆山」。鎌倉時代に発祥した2つの園芸文化が、江戸時代に「盆栽」として流行す…

「国賓」とはどういう客か

「国賓」を辞書で引くならば、どういう場合に、どういう待遇で招くことなのかを知りたいケースがほとんどなのじゃないか。『広辞苑』がうまくまとめてくれている。 こく‐ひん【国賓】 国家元首が接待する海外からの賓客。主に外国の国家元首や首相が来日する…

(今更ながら)「疎開」はそもそもどういう意味だ?

「学童疎開」なんて言葉は一般的だし、「強制疎開」で家を失ったなんて話を本で読むこともある。だけど「疎」に「開」く「疎開」ってもともとどういう意味なんだ? 『広辞苑』第六版にのる最初の定義は次のようなものだ。 そ‐かい【疏開・疎開】(1) とどこお…

「雑歌」(ぞうか)とは「ぞうのうた」のこと。

録画しておいた「100分で名著」を見ていた。好みによるんだろうけれど、わりと好きな番組。今回のテーマは「万葉集」。 『万葉集』 2014年4月 (100分 de 名著) 作者: 佐佐木幸綱 出版社/メーカー: NHK出版 発売日: 2014/03/25 メディア: ムック この商品を含…

死語になりつつあるらしき「ロンパリ」(放送事故ビデオあり)

「ロンパリ」。良い言葉じゃないように思えるので、消えてしまって良いとは思う。『三省堂国語辞典』の第六版・第七版では消えてしまっているようだが、第四版には立項されていた。 ロンパリ【名】(← ロンドン・パリ[=一方の目でロンドンを、他方の目でパ…

名詞としての「if」。というか「接続詞」という言葉も「名詞」だな

『三省堂国語辞典』に「イフ」があるのを見つけた。 「イフ」。こんなもんを立項するのかと笑いそうになったけど、たしかに必要かもしれないな。他の辞書にはなかなか見当たらない。ちなみに名詞だ via 三省堂国語辞典 #国語辞典 #辞書 pic.twitter.com/i5hm…

「かぼちゃ」って「カンボジア」のことなんだって!

『現代国語例解辞典』の第四版をめくっていると、ふと「かぼちゃ」が目についた。 「かぼちゃ」って、「カンボジア」のことなのか! 知らなかった via 現代国語例解辞典 第四版 #辞書 #国語辞典 #食べ物 pic.twitter.com/ZdERqtjN8R— maeda hiroaki (@torisa…