気になる言葉 on 国語辞典

つい気になった言葉など、辞書で引いてみる

2017-02-01から1ヶ月間の記事一覧

「わや」は「全国で用いる方言」だった!

『王国の独裁者』という本を読んでいると、気になる表現が出てきた。「何もかもワヤ」という表現だ。 王国の独裁者 (ウェストマーク戦記 1) 作者: ロイドアリグザンダー,Lloyd Alexander,宮下嶺夫 出版社/メーカー: 評論社 発売日: 2008/11 メディア: 単行本…

「短足」なる語は存在しない(ほとんど)

ちょっと驚いた。「短足」を載せていない国語辞典が多いみたいだ。 たとえば下は岩波国語辞典。

「麒麟」の「麒」はオスの麒麟、「麟」はメスの麒麟なんだって。

麒麟なんて高貴な動物について「オスメス」と呼んで良いのかはともかく。「麒麟」が、キリンの雄雌を言うのだと知らなかった。 上は『新明解』。 いわく「想像上の神秘な動物。『麒』はその雄、『麟』は雌で、聖人が世に出、王道が行われる時生まれ出ると伝…

「特殊算」はどこまで国語辞典に載っているのかな?

「時計算」とか「旅人算」とか「和差算」とか「植木算」とかが嫌いだ。 問題自体が嫌いなのではなく、「特殊算」として「名前」がついているのが嫌い。「特殊」でもなんでもなく、普通に考えれば解けるんだもの。

角錐と円錐を勉強してみた

国語辞典で算数・数学用語などをみるのはなかなか楽しい。今回は「角錐」をみてみた。そしてその定義が面白くて「円錐」を引いてみた。 「角錐」とは「一つの多角形を底面とし、その各辺上のすべての点と平面外の一点とを結ぶ各三角形を側面とする立体」であ…

「ぶちころす」は「殴って殺す」こと?

ふと国語辞典で「ぶちころす」を見てみた(笑)。すると「殴って殺すこと」なんて語釈があった。「殺す」を単に強めていう言葉だと思っていたのでちょっとびっくり。 上の写真は『新明解』。この最初の語釈をみてびっくりしたんだけど、他の辞書で漢字表記を…