気になる言葉 on 国語辞典

つい気になった言葉など、辞書で引いてみる

2022-10-01から1ヶ月間の記事一覧

「言説」はなんと読むのか?

放送大学の「学校と法」の第一回講義「学校教育紛争の現在」にて、以下のような講義があった。 学校教育に法は馴染まないという言説は過去のものとなり、話せばきっとわかるという牧歌的な学校運営は行き詰まっている。 この説明になんの異論もない。ただ、…

「ヒステリー」とは「子宮」のこと

放送大学『文学批評への招待』第12回「フェミニズム批評(2)」を聴いていると、「ヒステリーの語源は『子宮』のこと」という話がでてきた。 知らなかったよ! 昨日電車で聴いた放送大学講座は『文学批評への招待』第12回「フェミニズム批評(2)」。講義の中に…

「先達」は「センダチ」でも良いらしい?

放送大学の講義を聴いていると(どの講義かは忘れた)、「先達」を「せんだち」と読んでいた。 「先達」の読みとして、「センダツ」しか知らなかったぼくは相当おどろいた。 いちいち詫び始めればきりがなく、ついには生まれてきてスイマセンと偉大な先達が…

1モルゲンの土地

英語に「モルゲン」(morgen)という言葉があるのを知らなかったよ。 英語にも「モルゲン」があるのかー(ランダムハウス英和大辞典・抄)。> mor・gen1 モルゲン:面積単位;約2エーカー(0.8ヘクタール)2 モルゲン:面積単位;約2/3エーカー(0.3ヘクタール)…

希望あふれる「おいさき」

たいていの人は「おいさき」という言葉をきくと、自らの人生の行くすえとか、あるいは日本の少子高齢化に思いをいたすのではなかろうか。 でも。実は「おいさき」は「未来志向」の言葉でもあるらしいよ。 「生い先」という言葉を知らなかったよ。> おいさき…

「姑息」のニュアンスが悪くなったのは…

「姑息」という言葉は、比較的よく使われる言葉と思う。ただ、意味を間違えて(意味を変化させて)利用されている場合が多いという調査結果が出た。 「姑息」は本来、しばらくの間、息をついて休むところから「一時しのぎ」という意味。「割愛する」は辞書で…