「偶数」ってのは、誰もが何度も聞いてきた言葉だと思うんだけど、さて、この「偶数」に「負の数」を含むのかどうか。
偶数とは何でしょう? 以下、日国より。
— maeda, h (@torisan3500) 2024年5月3日
> ぐう‐すう 【偶数】
(1)二、四、六、八…のような、二で割り切れる自然数。丁(ちょう)の数。奇数。
(2)二で割り切れる整数。すなわち、0, ±2, ±4 …。⇔ 奇数。
一般的には「負の数」も含むと思うんだけど、日本国語大辞典の(1)では「自然数」限定だ(それにしても「自然数」って、「自然」な^^、良い言葉だよね)。
新明解の七版なんかにも次のように記されている。
ぐうすう【偶数】
二で割り切れる(正の)整数
結局は「偶数」に「負の数」を含むかどうかは「定義次第」。つまり「その場の話の流れで決まる」って感じなのかな。「2で割り切れりゃ偶数だよ」という話でもなさそうだ。
「定義次第」ってのはいろんな分野にある。たとえば「月の自転周期は公転周期と一致している」という人もいるし、また「月は自転していない」という人もいる。これも「自転」の定義次第だよね。