気になる言葉 on 国語辞典

つい気になった言葉など、辞書で引いてみる

2022-06-01から1ヶ月間の記事一覧

「ツー・ショット」の語源は紅鯨団

国語辞典をめくっていると「ツー・ショット」なる語が目に入った。てか、国語辞典にこんな言葉(?)が載っていると思っていなかった。 日本国語大辞典にも載っているんだよ。 ツー‐ショット({英}two shot )(1)映画やテレビドラマで男女の俳優が二人でい…

「リスキリング」

最近、新聞でもよく見る言葉になった「リスキリング」。なんだか、いかにも和製英語っぽい言葉だけど、ちゃんとした英語だ。 rè・skíllv.t.,v.i. 高度技術を再教育する.

「他動」は能動態なのか受動態なのか?

「他動する」なんて言葉は使ったことがないから、どうでもいいといえば、どうでもいい^^。ただ「他動」なる言葉があるとなると、ちょっとチェックしてみたい。大辞泉の語釈は次のような感じだ。 た‐どう【他動】 1 他に働きかけること。また、他から働き…

「妖精」とはなにか?!

探してるんだけど、新明解と三省堂国語辞典、最新版が書棚のどこかに紛れ込んで見つからない。もう1ヶ月くらい探しているよ(笑)。 それはともかく。「妖精」とはなんだろう。新明解(七版)をみてちょっと驚いた。 妖精(1)怪しい精霊。(2)(西洋の伝説・童…

「用船」の語釈はなかなか。

半世紀におよぶ人生で、たぶん「用船」という言葉を使ったことがないな。おそらく、辞書で引いたこともないはずだ。 多くの辞書にあるのは「ある目的のために使用する船」というような語釈だ。 www.youtube.com

「耳かき」とは行為にあらず

辞書をぱらぱらとめくりつつ、「耳かき」に出会ってちょっと驚いた。 眺めていたのは新明解。 耳かき耳あかを取る、さじ型の小さな道具。 定義はこれだけだ。

ハイブラウ(追記あり)

やや冗談めかした文脈で「ハイブロー」という言葉を使うことがある。この「ハイブロー」、広辞苑で見ると「ハイブラウ」への空項目になっているのが面白い。 で、「ハイブラウ」は次のような感じ。 ハイブラウ【highbrow】(ハイブローとも)(1)学問・教養の…

タイムマシン

タイムマシン、欲しい! ぼくは、廃仏毀釈の時代に飛び、仏教作品を買い漁るのが夢だ(笑)。知人は、墾田永年私財法の時代に飛んで、田んぼを耕すと言ったけど、土地問題は鎌倉時代に何をされるかわからないからね。仏教作品の方が、良い投資対象だと思う。…

死んだ猫でも弾む。

気になったのは「dead cat bounce」という英語の表現なので、こちらのブログに載せるのはちょっと違うのかも。まあ「言葉ネタ」ということで。 出会ったのは日経新聞に掲載されていた記事だった。 米ウォール街では株式相場の急落後の一時的な反発を「デッド…

「セロ」と「チェロ」

「セロ」と「チェロ」って同じものなんだよ〜って話じゃない。英語ではどっちに聞こえるかね、ってな話でもない(たいていは「チェロ」と発音する)。 artigiano&violin チェロ ストラディバリウスモデル 手工製楽器 4/4 中上級者向けセット artigiano&violin…

「中人」とは何か?

ちなみに「なかの人」ではない。日経新聞に現れた単語だ。 大人(12歳以上)は500円、中人(6歳以上12歳未満)は200円、小人(6歳未満)は100円とする。 via 日経電子版都内銭湯、入浴料一律20円上げへ 12歳未満は22年ぶり:日本経済新聞https://t.co/7DjnMa…