気になる言葉 on 国語辞典

つい気になった言葉など、辞書で引いてみる

千鳥ヶ淵の名前は…

以前、「琵琶湖」はなんで琵琶湖というんだろう、な記事を書いた。

あれも相当に驚きだったんだけど、「千鳥ヶ淵」の由来にも驚いた。

広辞苑に曰く…

(形が千鳥)に似ることからの名)東京都千代田区、皇居の内堀北西部にある、田安門から南の内堀の称。桜の名所。

むむ。琵琶湖が「琵琶」に似ているのはそうかなとも思うけど、「千鳥」に似ているってのはなんだかなあ^^

www.google.comそもそも辞書の「千鳥」も、よくわからないんだよね。以下、日国。

(1)多くの鳥。無数の鳥。ももどり。ももちどり。

(2)(多数で群をなして飛ぶところから)チドリ科の鳥の総称。ふつう、ムナグロ、ダイゼンなどを除き、主としてチドリ属の鳥をいう。全長一五~二〇センチメートルくらい。くちばしは比較的短く、先端がふくれている。あし指は三本だけで後指はない。体の下面が白く背面は灰褐色で、胸・頭部に黒斑のあるものが多い。海岸・河原などにすみ小動物を捕食。多くは渡り鳥で、日本で繁殖する種類にシロチドリ、コチドリイカルチドリなどがある。古来、詩歌などに詠まれ、人々に親しまれている。学名はCharadriidae 《季・冬》

(3)チドリ科およびその近縁の科の鳥の総称。ふつうはチドリ類という形で使われる。ケリ類のように草原の地上棲のものもあるが、一般に水辺の鳥で、脚とくちばしはシギ類ほど長くない。ミヤコドリ、カニチドリ、イシチドリ、ツバメチドリ、ヒバリチドリなどの諸科がある。

(4)向き合った踊りの列で左右が交互に縫うように入れかわって踊ること。また、その踊り。特に、歌舞伎で、一人の人物を中心にして、多勢の者が一人ずつかかり右と左に縫うように入れかわる立ち回りをいう。

(以下略)

ぼくたちは「千鳥足」なんて言葉を普通に使う。でも、辞書を見てみると意外に「何もわからない」言葉だったりするね(笑)。