日経新聞を見ていると、どうも違和感のある記事に出会った。テスラの記事に「マリフアナ」という単語が出てきたのだ。「マリファナ」じゃないのか?
なんてことを思ったぼくは、まったく注意力に欠けたやつだったらしい。いろいろな新聞社のサイトを指定して「マリファナ」ないし「マリフアナ」を検索(Google)して記事をみると(例:マリファナ site:yomiuri.co.jp) 、たいてい「マリフアナ」と記述しているみたい。
もしかして「マリファナ」という言い方は、ぼくがどこかで間違って覚えた異端の読み方なのか?
心配になったので国語辞典をいろいろとみてみた。とりあえず手持ちの国語辞典はみな「マリファナ」みたい。
「マリアナ」とはどこで生まれ、どのように使い続けられている言葉なんだろう。新聞が「マリアナ」にこだわる理由はなんなんだろう。ご存知の方がいらしたらぜひ教えてください。
ところで「大麻」を『広辞苑』でみるとなかなか興味深かったので、引いておく。
たいま【大麻】
(1)伊勢神宮および諸社から授与するお札。
(2)幣(きぬ)の尊敬語。おおぬさ。
(3)麻の別称。
(4)アサから製した麻薬。栽培種の花序からとったものをガンジャ、野生の花序や葉からとったものをマリファナ、雌株の花序と上部の葉から分泌される樹脂を粉にしたものをハシシュといい、総称して大麻という。喫煙すると多幸感・開放感があり幻覚・妄想・興奮を来す。
なんかいろんな意味で面白い項目だなあ。