気になる言葉 on 国語辞典

つい気になった言葉など、辞書で引いてみる

シュートという球種(野球)

軟式野球をしていた子供の頃、「カーブ」よりも「シュート」が得意だった。というか、カーブは投げても曲がらなかった^^。 

Rawlings(ローリングス) ローリングス(R) 2017WBC オフィシャルボール ROWBC17-R

Rawlings(ローリングス) ローリングス(R) 2017WBC オフィシャルボール ROWBC17-R

 

ところでこの「シュート」。国語辞典ではわりと「素敵な」定義がされている。

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「いかず後家」という言葉は誤用から生まれた?

いつものように国語辞典を眺めていた(実は最近COD12版に浮気しているけれど^^)。眺めていたのは『岩波国語辞典』。「いかず後家」なんて言葉に久しぶりに出会ったけど、ちょっと気になることが書いてあった。

いかずごけ【行かず後家】
(1)(略)
(2)婚期を過ぎて、結婚しない女性。
(2)は誤用から生じた

結婚せずに婚期を過ぎた女性を「行かず後家」と呼ぶのは「誤用」から生じたんだそうな。知ってました?

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ぼくは「剣呑」が好きだった…

「剣呑」という言葉が好きだ。というか、好きだった。「剣呑」は「危険」というような意味だけど、「剣を呑む」ような危険ってのがいったいどれほどのものなのかドキドキしてしまうじゃないか。

ところが、「剣呑」とは単なる当て字であるらしい。

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辞書に載る「くらげの骨」

岩波文庫の『日本児童文学名作集』を読んでいる。その中に「こがね丸」という話がある。その話に「くらげの骨」という表現が出てくる。

海月(くらげ)の骨を得し心地して、その翌日(あけのひ)朝未明(あさまだき)より立ち出で、教へられし路を辿(たど)りて、木賊(とくさ)が原に来て見るに。

くらげの骨を得し心地」。なんとなく意味はわかる気がするけれど、これまでに見たことも聞いたこともない表現だ。おそらくは辞書にもあるまいと思いつつ、辞書を見た。

日本児童文学名作集〈上〉 (岩波文庫)

日本児童文学名作集〈上〉 (岩波文庫)

 
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「日の出」は夕方であるという有力説

さほど馬鹿ではないはずの、小6と中3にたずねてみた。「日の出」とはいったい何時頃のことをいうのか。

驚くべきことに、2人とも「夕方」だと答えたのだった…

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広辞苑はアメフトにやさしい。

アメフトじゃねえよ。アメフットだよ」と言われたこともあるように思うな。それはともかく。『広辞苑』がアメフトにやさしいって話。

どんな話かといえば、まあ時節柄(?)「タックル」だ

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ブロッコリーとカリフラワー

ブロッコリーとカリフラワー、似てるとは思ってたんだ。でも「たまたま似てるんだろう」と思っていたんだよな。

(注:ぼくは40代半ばまで野菜が食えなかった。そのせいもあって…知らないことはあまりに多い))

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「優生保護法」の「優生」とは?

優生保護法」が話題だ。しかし「優生」ってのは、なんだか「すごい言葉」っぽくて気になる。

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