三省堂国語辞典の第四版(ちょっと前の版)を入手したもので、パラパラとめくっている。
ふと見つけた「アキレス腱」が気になった。
アキレスけん【―〈腱〉】
(名)〔Achilles = 人名〕
(1) 〔生〕かかとの骨の上についているすじ。
(2) 〔俗〕かくれた弱点。アキレス。「新政府の―」。
問題は2番め。「アキレス」もちょっとよくわからないけれど、「アキレス腱」は「かくれた」弱点だろうか。
不死身対策に漏れがあったことによる「弱点」で「隠れた」という感じはしないんだけれど。
というわけで第六版、第七版を見てみた。第六版は第四版と同じ。第七版で変更されていた。
アキレスけん【―〈腱〉】
(名)〔Achilles = 人名〕
(1) 〔生〕かかとの骨の上についているすじ。
(2) 大きな弱点。アキレス。「新政府の―」。
あはは。「かくれた」が「大きな」に変わっている。ついでに「俗」が取れたんだな。他の部分が全く一緒であるということは、きっと「かくれた」弱点ではないわなあという意見が優勢になったんだろう。
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『アキレスと亀』という映画もあったのか。知らなかった。