とても恥ずかしい話なんだけれど「金字塔」の意味を知らなかった。下は『三省堂国語辞典』第七版。
てっきり「金文字で内容を記した立派な塔」のようなものかと思っていた。なぜ「金字塔」がピラミッドとイコールであるのか。『広辞苑』がわかりやすい。
きんじとう【金字塔】
(1)(「金」の字の形に似ているところから)ピラミッドの異称。
(2) 永く後世に伝わるようなすぐれた著作や事業、不滅の業績。
『三省堂国語辞典』をみたときは、「金字塔」がもともと「不滅のもの」を意味して、そこから比喩的にピラミッドを呼ぶようになったのかと思った。それも逆だったんだな。
「金の字に似てるから」という理由で「金字塔」という言葉が生まれたのだとは全く思いつかなかった。
もしかすると知らなかったのはぼくだけなんじゃないかと思ったりするけれど、まあ恥は恥として記録しておこう(^^)。
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