気になる言葉 on 国語辞典

つい気になった言葉など、辞書で引いてみる

2023-01-01から1年間の記事一覧

「ロゴス」(logos)とは?

「ロゴス」という言葉は何度か使ったことがあるな。本を読んでいればしょっちゅう出てくるし。でも「定義せよ」と言われるとちょっとびくつく(笑)かも。 ロゴスとは、言葉、論理、理法、理性といった意味をもつギリシャ語で、日本語でいえば、「理」に近い…

「自爆」の国語辞典的定義は?

多くの国語辞典で「自爆」が立項されている。それもなんとなく不思議なんだけど、定義にいろいろあることに、ちょっと驚いた。 最初に繰っていたのは新明解の第三版だ。 じばく【自爆】自分の乗っている飛行機を敵の軍艦などに体当りさせ、爆発させて死ぬこ…

「湖」は「水海」なんだって。

ぼくは知らなかったなあ。「湖」は「水海」のことなんだって。 みずうみ【湖】(「水海」の意)周囲を陸地で囲まれ、直接海と連絡のない静止した水域。ふつうは中央部が沿岸植物の侵入を許さない程度の深度(5~10メートル以上)をもつもの。(広辞苑) つま…

「款」の字の意味は不思議

「款」という字がある。「約款」などで用いる字だ。 この字、字の左側を見ても右側をみても、なんだか「うさんくさい」感じがする。でも漢字の意味は「まこと。まろやかで欠けめのない心。よろこぶ、よろこび、にこにことよろこぶ」なんてような意味を持つん…