「ロゴス」という言葉は何度か使ったことがあるな。本を読んでいればしょっちゅう出てくるし。でも「定義せよ」と言われるとちょっとびくつく(笑)かも。
ロゴスとは、言葉、論理、理法、理性といった意味をもつギリシャ語で、日本語でいえば、「理」に近い言葉です。
— maeda, h (@torisan3500) 2023年2月7日
via 『試験に出る哲学』(斎藤哲也)https://t.co/eTJ5VKFHMc
「理」(ことわり)かあ。なるほど、それは良い定義だな。
ちなみに国語辞典はどう定義しているんだ、と見てみた。日本国語大辞典では次の通り。
ロゴス
({ギリシア}logos )
(1)ことば。
(2)ギリシア哲学で、ことばを媒体として表現される理性。また、その理性の働き。
(3)ギリシア哲学で、万物が流転するという宇宙の真理、理法。また、万物の流転中に存在する一定の法則や原理。
(4)キリスト教で、神のことば。また、それが形を得て現われたイエス‐キリスト、およびその神性をいう。
ふむ。やっぱり「理」(ことわり)という定義は相応しそうだね。
ただ、ね。最近「理」という言葉をあまり身近に見かけなくなった。確か、高校時代まではもっと頻繁に「理」という言葉に触れていた気がするな。
ぼくが傲慢無礼で「理」を意識しなくなったせいなのか、それとも、いわゆる「価値観の多様化」のせいなのか。ちょっと興味を持つところだ。