「けだもの」は「けもの」に「だ」がついているものな。なんだか、より「けだもの」な感じがするじゃないか。
違いはなんだろうなあと思ったきっかけは『岩波国語辞典』を読んでいたときのことだ。「野獣」の語釈を見て考え込んだ。
続きを読む辞書を買おうとするとき、つい遊びで「右」の語釈を見てみる。工夫がこらしてあって面白いものも多い。たとえば『日本国語大辞典』ではこんな感じ。
みぎ 【右】〔名〕 (1)正面を南に向けたときの西側にあたる側。人体を座標軸にしていう。人体で通常、心臓のある方と反対の側。また、東西に二分したときの西方。右方。(以下略)
広辞苑が「プテラノドン」について述べて曰く「尾が著しく短い」。ほかに言ってやることはなかったのだろうか。 #辞書 #国語辞典 pic.twitter.com/ZcjC2u1dXI
— maeda hiroaki (@torisan3500) November 27, 2016
翼を開けば9mにもなるにもかかわらず、辞書的に「尾が著しく短い」で締めくくられる様子が面白い。
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