「コリントゲーム」という単語を、これまでに聞いたことはないと思う。「ピンボール」を英和辞書で引くと出てくるのだ。
ピンボールを英和辞典で引くと「(電動)コリントゲーム」などと記されている。知らないなあ>コリントゲーム #辞書 #英語 pic.twitter.com/VYYkJ6Ojdl
— maeda hiroaki (@torisan3500) 2014, 1月 12
ちなみに上に写した辞書は『ランダムハウス英和大辞典』の第二版。「知らないよなあ」とAmazonで見てみると、普通に売っていてさらに驚いた。
なるほど、こういうものか。こういうものなら見たことはある。「コリント」と呼ぶのだとは全く知らなかったけれども。
「コリント」なんて言われると聖書との関連を想像してしまうが、実はそうではないらしい。Wikipediaの小林脳行のページに次のような記述があった。
また戦前には「バガテル」というパチンコの原点ともいわれる盤ゲームを日本に紹介。その際「小林」の「林」を「りん」と読み替えて、「コリンゲーム」として発売し、それが後に「コリントゲーム」という名称で知られるようにまでなった。
ところでかなりの辞書に「コリントゲーム」は立項されている。『広辞苑』第六版を引く。
コリント‐ゲーム【Corinth game】
傾斜した逆U字形の盤に多くの釘を植え、所々に穴をあけて、盤上で小球を走らせ、穴へ入った結果で得点を争う遊戯。
ま、全くわからないな。
ところで「コリントゲーム」は知らないが、小林脳行という会社は知っている。ぼく世代の人はほとんど知っているんじゃないかと思う。
モスボックスという製品は今もあるんだな。