前回に続いて「勘違い」ネタ。勘違いしていた言葉は「悲壮」。ぼくは「悲壮」を「壮に悲しい」、つまり「とっても悲しい」という意味だと思ってた…
でもぜんぜん違った(笑)。たとえば新明解の第7版を見てみる。
何版なのかわからなくなった新明解(笑) pic.twitter.com/bMMjM5qxkc
— maeda, h (@torisan3500) 2023年6月19日
悲しい〈結果になりそうな〉ことではあるが、勇ましくふるまう〈心を奮い起こす〉様子だ。
ぼくはこれをみて「また新明解がドラマチックにしすぎてるよ(笑)」なんて思った。でも「悲壮」ってのは、本当にそういう意味なんだね。日国でも次のような感じだ。
悲しい中にりりしさのあること。悲痛な気持を内にひめた勇ましさ。また、そのさま。
「壮」の字は、程度を強調するのではなく、「悲」だけど「壮」という意味だったんだな。そう思ってあらためてベートーヴェンの「悲壮」をきくと、「なるほど、そりゃそうだ」な感じになるね。
てか。なんで今まで勘違いして生きてきたかなあ…。かなり恥ずかしいぞ(^^)。