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気になる言葉 on 国語辞典

つい気になった言葉など、辞書で引いてみる

昼ごはんは「大福」だったけど、昔の「金銭出納帳」はなんで「大福帳」と言うんだろう。

日用品 歴史 食べ物

梨にしようかと思ったんだけど、まな板を使いたくなかったので(梨は切ってから皮を剥きますか?)、路上販売で買った大福がお昼ごはん。

だいふくもち (こどものとも傑作集)

だいふくもち (こどものとも傑作集)

辞書には語源はあまり見当たらないように思うんだけど、Wikipediaに次の記述があった。 

辞書の定義はまともすぎてとくに引くまでもない感じ。『大辞泉』第二版から全文を引いてみよう。

あんを餅の皮で包んだ和菓子。

と、こんだけ。ふ~むと語源を追おうと思ったけど、よくわからないので中断。で、ふと思いついた。「大福帳」ってのはなぜ大福帳と言うんだろう。 

小辞典でありながら『明鏡』が頑張っているので、こちらから引く。

商店で、毎日の売買高を書き入れる元帳。
▼ 福運の到来を願って「大帳」に「福」を加えたもの。

ちなみに「大帳」は「台帳」と同じ意味。なんとなく縁起の良い文字を加えるってのはよくあることか。

ところで語源の話ではないのだけれど、『岩波国語辞典』第七版・新版も頑張ってるので引いておきたい。

商家で、売買の勘定を記す元帳。表紙に「大福帳」と書いた横長の帳面。(後略)

表紙に「大福帳」と記し、「横長」であることが必要条件であるそうだ。きっと税務署の査察に備えているんだな。

【追記】『広辞苑』第六版にも「表紙に大福帳と記した」とあります。