気になる言葉 on 国語辞典

つい気になった言葉など、辞書で引いてみる

「貧すれば鈍する」はアウト?

貧すれば鈍する」という言葉があるね。昔ほどは耳にしなくなったかな。

ひんすれ ば 鈍(どん)する
貧乏になるとその性質や頭の働きまでも愚鈍になる。また、貧乏するとどんな人でもさもしい心をもつようになることにもいう。

上は『日本国語大辞典』の定義。

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「タップ」on 国語辞典

タップ」って言葉。けっこう聞くね。でもこの「タップ」。国語辞典を引くと何が何やらわからなくなるよ(^^)。

わからなくするために(?)『日本国語大辞典』を引いていよう。

タップ({英}tap )
(1)雌ねじを切る専用工具。棒状で雄ねじと同じ山形とピッチを有する切刃がつけてある。
(2)給水栓。蛇口。たるの栓。
(3)電源と電気器具との中継に用いるコードで、一方にコンセント、他方にプラグのついたもの。「テーブルタップ」
(4)コイルや抵抗器の中間から引き出した導線に端子のついた部分。
(5)ボウリングで、ストライクポケットをヒットしながら、一本だけピンが残ること。

どうだろう? ぼくはとりあえず、何が何やらわからないね^^。

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バニリン。

バニリン」って言葉、今日覚えた。でもまさか、国語辞典に載っているとは思わなかったなあ。

上のツイートに引用してる記事はちょっとかわいそうなんだけどね><。

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日国の「ゾンビ」はかなりマジ

ゾンビ」は、国語辞典にないものだと思っていた。よしんば載っていても『三省堂国語辞典』的な定義だと思っていた。

三省堂国語辞典』はこんな感じ。

ゾンビ【zombie】
〔ホラー映画などに登場する〕超自然的な力で生き返った死体。

この程度なんだと思っていた。だけど、国語辞典たちは、意外に「ゾンビ」にマジだ

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「生産年齢」は新しい言葉?

不勉強にして、「生産年齢」という言葉を知ったのは、少子高齢化が問題になって以降だ。果たして昔からあった言葉なのかどうか。

日本国語大辞典』を見てみた。

せいさん‐ねんれい 【生産年齢】
生産活動に従事できる年齢。ふつう満一五歳以上六五歳未満をいう。

ふつうに定義しているな。第二版(現行版)のみならず、第一版にも載っている。15歳以上65歳未満が通説なんだな。

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「陶片」を載せる国語辞典はほとんどない。

ちょっとびっくりした。国語辞典に「陶片」を探しても載っていないんだ。「陶片」といえば「陶片追放」。その「陶片」をどう定義しているのかと、ふと見てみたくなった。だけどめくってみた限りでは『日本国語大辞典』にしか載っていないかな。

とう‐へん[タウ‥] 【陶片】
陶器のかけら。

ふむ。載っていてもまあ「なんのこっちゃ」ではあるな。

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数学力の高い国語辞典は?

ふと、国語辞典で「同類項」を引いてみた。

『日本国語辞典』が詳しそうに思ったんだけど、大したことなかったな。

どうるい‐こう[‥カウ] 【同類項】
(1)数式で係数以外の文字因数が全く同じであるような項。
(2)転じて、同じような性質、状態をもっていること。同類であること。主に、あまり好ましくない共通点のあることをいう。

ぼくが知りたかったのは(1)の方の語釈だけど、まあ、いたってふつうだ。

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