気になる言葉 on 国語辞典

つい気になった言葉など、辞書で引いてみる

「踊り字」という言葉を知らなかった><

踊り字」という言葉を知らなかったな。
おどり‐じ〔をどり‐〕【踊り字/躍り字】

国語で、同じ漢字や仮名を重ねるときに用いる符号。「あゝ」の「ゝ」(一の字点)、、「国々」の「々」(同の字点、もしくはノマ)、「各〓」の「〓」(二の字点)などの類。重ね字。送り字。畳字(じょうじ)。繰り返し符号。

 上は『大辞泉』なんだけど、表示できなかった「くの字点」は省いてます。

この語を発見(?)したのは「」についての話を聞いたから。ぼくはこの「々」、出版関係者の間では「ノマ」と呼ばれているという話を聞いて、ずっと「ノマ記号」なんて呼んでいた(Google日本語入力でも「のま」で「々」が出てくる)。

だけど「同の字点」という呼び方もあるそうじゃんね。もともと「々」は「〃」だったのが、しだいに変化したらしい。「」なら確かに「点」だもんね。それが変化した「々」を「点」と呼ぶのも納得がいく。

その「同の字点」という言葉をきいて、辞書をみてみれば、「踊り字のひとつ」という定義があり、そこで初めて「踊り字」なる語を知った次第。

踊り字」ってのは重要な記号だけに、ぼくもたぶんどこかで習ったことはあるんだと思う。でも高校なんてほとんど出席日数も足りなかったし、「なるほどおっ!」と思う機会を失ったのだろう。

踊り字」とか「同の字点」を知った今日。ぼくはかなり幸せだ(^^)。13日の金曜日の次の日である土曜日。良い一日だった。


【知っトク!!】 『々』 ってどう読むの? 携帯やPCの入力方法は?

 

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