放送大学の講義を聴いていて、すごく感心したものがあった。
主知主義と主意主義、この回は神回講義? ぼくは最高に興奮した。 #放送大学https://t.co/MNTgUV3zhg
— maeda, h (@torisan3500) 2023年10月11日
「市民自治の知識と実践」において、「主知主義」と「主意主義」について語った第3回。
少しでも「倫理」を学んだことのある人なら、みんな「主知主義」という言葉は知っている(ぼくだって知っている)。
ただぼくは、「主知主義」の反対語(?)が「主意主義」であるとは思っていなくて、また、「主意主義」が国語辞典に載っているとも思っていなかった(倫理学/哲学のマイナー・テクニカルタームだと思っていた)。
しかし、「主意主義」は広辞苑にも載っているんだなあ…。以下、広辞苑(抄)。
思えば、ぼくはずっと「主意主義」を自らの敵と意識し続けている。中途半端な「ボランティア」にも、テレビの恒例ボランティア番組にも反感を持つ。そんな気持ちが、「主意主義」という語の「一般性」を無視していたのかもしれない。
講座の中で、「学問する者は主知主義であらざるを得ない」というような話もあった。おかげでぼくはいこれまでの自分の人生を再肯定することができた(笑)。
ぼくの敵(主意主義)が辞書に普通に掲載されていることも勉強になったし、また、ぼくが主意主義を「敵」と見ることにも一定の合理性があることを知ることができた。放送大学、役に立つなあ(^^)。
Amazon Primeも学生料金だし…<いや、それはどうでも良い話だ^^