気になる言葉 on 国語辞典

つい気になった言葉など、辞書で引いてみる

「とんがる」ってなんだっけ?

タイトルにしといて申し訳ないけど、「とんがる」は「とがる」の変化形だね。『日本国語大辞典』にそう書いてある。

とんが・る 【尖】
「とがる(尖)」の変化した語。

ふむ。それでは「とがる」ってのは、なんで「とがる」って言うんだっけ?

続きを読む

温度計のさきっちょをなんと呼ぶ?

温度計のさきっちょをなんて呼ぶか知ってる、なんて自分で問をたてたけど。そもそもぼくは、今のひとたちと「温度計」という物体について共通認識を持っているだろうかなあ。とてもあやしい。

ぼくがイメージしているのは、こんなやつだ。

この写真でいうと下側の部分をなんと呼ぶかご存知だろうか?

続きを読む

諸説ある「昼休み」

ごくごく一般的な言葉である「昼休み」。こんな言葉でも、辞書を引くと諸説あって面白い。最初に「あははっ!」と思ったのは『新明解』だった。

ひるやすみ【昼休み】
昼食後の休憩(時間)。

辞書上では1行。とてもシンプルな定義だ。

続きを読む

「郵便箱」って耳にしなくなった?

日本国語大辞典』で「郵便ポスト」を引くと「郵便箱」に飛ばされる。飛ばされて思ったんだけど、最近「郵便箱」って言葉を使わないなあ。昔は確かに使っていた記憶があるけれど。 

ゆうびん‐ばこ[イウビン‥] 【郵便箱・郵便函】
普通郵便または速達郵便を投入するために、各所に設けてある箱。郵便ポスト。ポスト。郵便差出箱。

*新聞雑誌‐明治七年〔1874〕九月一八日「府下各所散在郵便箱へ書状差出人切手を貼付せず銭貨を添て差出候者往々有之」

*油地獄〔1891〕〈斎藤緑雨〉一三「切手を二枚要する長文句が出来上り、自分で持て出て郵便函(イウビンバコ)へ入れやうとして」

吾輩は猫である〔1905~06〕〈夏目漱石〉一〇「細君も知らずに郵便箱へ抛り込んだのだらう」

続きを読む

「プレイリスト」

Echoを買ってから、以前より頻繁に音楽を流すようになった。で、「プレーリスト」(プレイリスト)という語を頻繁に見ることとなった。

ところでぼくの手持ちの国語辞典で、「プレーリスト」を載せるのは『大辞泉』だけかな。

続きを読む

「センサス」ってよくみるけど…

新聞(ぼくは比較的、日経新聞が好き日経産業新聞はもっと好きだけど、それだけ読んですますわけにもいかないし…)を読んでいると、頻繁に「センサス」という語に出会う。

センサスってなんだ? 『新明解』をみてみた。

センサス【census】
国勢調査

続きを読む

「麺」ってなあに?

ぼくはこの年まで「麺」とは何かを知らなかったよ。勝手な思い込みで言わせてもらえば、きっと知らない人の方が多いはずだ!

「んなわきゃねーじゃん」という人に、『日本国語大辞典』の語釈を見ていただきたい。

めん 【麺・麪】
(1)小麦粉。麦粉。うどん粉。
(2)うどん・索麺(そうめん)などの総称。麺類。

「麺」ってのは「小麦粉。麦粉。うどん粉」のことなんだよ!

続きを読む

バナナ。

奄美大島(のぼくが生まれたあたり)ではマンゴーほどじゃないけど、バナナの木(正確には木じゃないけどね)もそこらに生えている。本土でよく見るものとは、ちょっと種類が違うけどね。

でも最近、バナナを食べてないなあと思ったんだけど、やっぱり相当にメジャーなプロダクトであるようだ。

続きを読む