気になる言葉 on 国語辞典

つい気になった言葉など、辞書で引いてみる

百八煩悩

小学生低学年の頃、大分県杵築市寺町というところに住んでいた。クラスメイトにも「伊藤さん」という、お寺の子(可愛い)がいたな。

その寺町では、大晦日に多くの寺が一斉に除夜の鐘をつく。一般の人も並んで鐘をついたりしていた。回数のカウントはいいかげんだったけど、一般に108回つくものだと教わったな。それが人間の煩悩の数だからと。

そんな知識は持っていたけれど、「百八煩悩」という言葉があるのは知らなかった。

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「生繭」(なままゆ)

国語辞典を眺めていると、「生繭」(なままゆ)という言葉に出会った。意味は文字通りなんだけど、ちょっとびっくりしたな。

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「等高段彩」って言葉はメジャーなの?

話題になっているらしい、『地図帳の深読み』という本を読んでいる。のっけから(「のっけから」という言葉もあまり聞かなくなったな…)「知らねえよ、それ」な用語に出会った。

その語とは「等高段彩」だ。

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「練成」は「ねりせい」?

小学生用のとある問題集に「練成問題」というのがあった。それを解き進める小学生いわく「私、ねりせい問題嫌い!。難しいもん!」。

それを聞いて「ねりせい」とか読んでるようじゃあなあ、、、なんて思ったものだった。

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「テクノ」は辞書にあるのか?

今を生きている人には関係ない言葉なのかもしれないな。でも53歳のぼくの青春時代、「テクノ」は「黒船」なみの衝撃をもってやってきた。

辞書にあっても不思議ではないな、と探してみた。

TECHNOPOLIS

TECHNOPOLIS

 
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「恋」は「異性間」のもので、「自衛隊」は違憲。

岩波国語辞典の第8版が出た。23日発売ってことだったんだけど、Amazonで予約すると22日に届いたよ。

岩波 国語辞典 第八版

岩波 国語辞典 第八版

 
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新明海の「ちょこなんと」はおかしくないか?

『新明解』の第三版を眺めていた。目についたのは「ちょこなんと」。第三版を引く。

ちょこなんと
回りから離れて、小さなそのものだけが、じっとかしこまっている様子。ちょこんと。

違和感を感じないだろうか? 文章が変(「小さなそのものだけが」とかひどいよね^^)なのは良いとして、「ちょこなんと」するのは「小さな」ものだけしかできないのか?

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