気になる言葉 on 国語辞典

つい気になった言葉など、辞書で引いてみる

「ツー・ショット」の語源は紅鯨団

国語辞典をめくっていると「ツー・ショット」なる語が目に入った。てか、国語辞典にこんな言葉(?)が載っていると思っていなかった。

日本国語大辞典にも載っているんだよ。

ツー‐ショット
({英}two shot )
(1)映画やテレビドラマで男女の俳優が二人でいる場面。
(2)男女が二人で写っている写真。また、転じて男女が二人だけでいること。

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「他動」は能動態なのか受動態なのか?

他動する」なんて言葉は使ったことがないから、どうでもいいといえば、どうでもいい^^。ただ「他動」なる言葉があるとなると、ちょっとチェックしてみたい。大辞泉の語釈は次のような感じだ。

た‐どう【他動】

1 他に働きかけること。また、他から働きかけられること。
「偶然と―とで成し遂げられ」〈里見弴・安城家の兄弟〉

2 「他動詞」の略。

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「妖精」とはなにか?!

探してるんだけど、新明解と三省堂国語辞典、最新版が書棚のどこかに紛れ込んで見つからない。もう1ヶ月くらい探しているよ(笑)。

それはともかく。「妖精」とはなんだろう。新明解(七版)をみてちょっと驚いた。

妖精
(1)怪しい精霊。
(2)(西洋の伝説・童話などに出てくる)動植物や森・湖など自然物の精。たいていは小人の姿をしたもの。フェアリー。

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「用船」の語釈はなかなか。

半世紀におよぶ人生で、たぶん「用船」という言葉を使ったことがないな。おそらく、辞書で引いたこともないはずだ。

多くの辞書にあるのは「ある目的のために使用する船」というような語釈だ。


www.youtube.com

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「耳かき」とは行為にあらず

辞書をぱらぱらとめくりつつ、「耳かき」に出会ってちょっと驚いた。

眺めていたのは新明解。

耳かき
耳あかを取る、さじ型の小さな道具。

定義はこれだけだ。

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ハイブラウ(追記あり)

やや冗談めかした文脈で「ハイブロー」という言葉を使うことがある。この「ハイブロー」、広辞苑で見ると「ハイブラウ」への空項目になっているのが面白い。

で、「ハイブラウ」は次のような感じ。

ハイブラウ【highbrow】
(ハイブローとも)(1)学問・教養のある人。知識人。また、知的で高尚なさま。(2)知識・教養を鼻にかける人。

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タイムマシン

タイムマシン、欲しい! ぼくは、廃仏毀釈の時代に飛び、仏教作品を買い漁るのが夢だ(笑)。知人は、墾田永年私財法の時代に飛んで、田んぼを耕すと言ったけど、土地問題は鎌倉時代に何をされるかわからないからね。仏教作品の方が、良い投資対象だと思う。

と、そんなアホな話はともかく。

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