気になる言葉 on 国語辞典

つい気になった言葉など、辞書で引いてみる

辞書にみる「マドレーヌ」

プルーストをかじった人にとって、「マドレーヌ」は憧れの菓子だ(笑)。ただ、辞書をみて「マドレーヌ」を理解するのは難しいことだよ。

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「ツー・ショット」の語源は紅鯨団

国語辞典をめくっていると「ツー・ショット」なる語が目に入った。てか、国語辞典にこんな言葉(?)が載っていると思っていなかった。

日本国語大辞典にも載っているんだよ。

ツー‐ショット
({英}two shot )
(1)映画やテレビドラマで男女の俳優が二人でいる場面。
(2)男女が二人で写っている写真。また、転じて男女が二人だけでいること。

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「リスキリング」

最近、新聞でもよく見る言葉になった「リスキリング」。なんだか、いかにも和製英語っぽい言葉だけど、ちゃんとした英語だ。

rè・skíll
v.t.,v.i. 高度技術を再教育する.

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「他動」は能動態なのか受動態なのか?

他動する」なんて言葉は使ったことがないから、どうでもいいといえば、どうでもいい^^。ただ「他動」なる言葉があるとなると、ちょっとチェックしてみたい。大辞泉の語釈は次のような感じだ。

た‐どう【他動】

1 他に働きかけること。また、他から働きかけられること。
「偶然と―とで成し遂げられ」〈里見弴・安城家の兄弟〉

2 「他動詞」の略。

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「妖精」とはなにか?!

探してるんだけど、新明解と三省堂国語辞典、最新版が書棚のどこかに紛れ込んで見つからない。もう1ヶ月くらい探しているよ(笑)。

それはともかく。「妖精」とはなんだろう。新明解(七版)をみてちょっと驚いた。

妖精
(1)怪しい精霊。
(2)(西洋の伝説・童話などに出てくる)動植物や森・湖など自然物の精。たいていは小人の姿をしたもの。フェアリー。

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「用船」の語釈はなかなか。

半世紀におよぶ人生で、たぶん「用船」という言葉を使ったことがないな。おそらく、辞書で引いたこともないはずだ。

多くの辞書にあるのは「ある目的のために使用する船」というような語釈だ。


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「耳かき」とは行為にあらず

辞書をぱらぱらとめくりつつ、「耳かき」に出会ってちょっと驚いた。

眺めていたのは新明解。

耳かき
耳あかを取る、さじ型の小さな道具。

定義はこれだけだ。

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