気になる言葉 on 国語辞典

つい気になった言葉など、辞書で引いてみる

動物

「舌平目」の「舌」は何の舌?

「したびらめ」をなんで「したびらめ」というのか、あまり考えたことがなかった。 現代フランス料理全集 2 舌びらめ,ひらめ,たい,すずき 作者: 川北末夫 出版社/メーカー: 柴田書店 発売日: 1980/10 メディア: 単行本 この商品を含むブログを見る 『岩波国語…

ピロリ菌の発見者は、有害性を示すために自分で培養したピロリ菌を飲んで見せた(結果は急性胃炎)

すごい男がいたもんだな。 すごいのか、馬鹿なのか >“培養したヘリコバクター・ピロリを自ら飲むという、自飲実験を行った。その結果、マーシャルは急性胃炎を発症” / “ヘリコバクター・ピロリ - Wikipedia” http://t.co/4VgQmNYikF — maeda hiroaki (@tori…

ハシビロコウの「コウ」ってなぁに?

3週間連続で動物園にでかけ、うち2度は上野動物園。ハシビロコウも大きな目的のひとつだ。 写真は運良くとらえたハシビロコウのお食事シーン。 ところで。ハシビロコウのコウってなんだろうなあ。

「ばら肉」とは、「ばらっとした」肉ではないのだ

TechCrunchの記事を訳していると「middling」という言葉が出てきた。middlingsで「ベーコン」を意味することもあるらしい。 ドイツ産塩漬けスモークベーコン ブロック 出版社/メーカー: The Meat Guy メディア: その他 この商品を含むブログを見る

NHK10min.ボックスに影響されて面白言葉満載の『山月記』を読む:たとえば「虎榜」

NHKの10min.ボックス。現代文や古文などが意外に面白い。「古典」作品を10分に徹底的に縮めて、かつ解説もする。 一時期はやった「超訳」などを遥かにこえた「暴力」。おかげさまでその「暴力」を受けた視聴者としてはノックアウトされて、ダウンしつついろ…

モルモット:「モルモット」も「ギニア・ピッグ」も、どちらも「勘違い」から生まれた名前

身体の丸まり具合など、モルモットとウサギの区別は難しい。要するに可愛らしいのだ。 モルモットとなかよくなるのうた 井の頭自然文化園 - YouTube あちこちで見ることができるけれど、ぼくの場合は上野動物園に行くことが多い。さて、ところで「モルモット…

『オツベルと象』の象は「めに遭った」

ちょっと気になることがあって『オツベルと象』を読みなおしてみた。 オッベルと象 (画本宮沢賢治) 作者: 宮沢賢治,小林敏也 出版社/メーカー: パロル舎 発売日: 1987/03 メディア: 大型本 この商品を含むブログを見る 白象は仲間に助けを求めるときに手紙を…

「蛇の生殺し」。蛇は生殺しをするのか、それとも蛇が生殺しにされるのか。

「生殺し」って言葉は、なかなか怖い。 子どもが喜ぶことわざのお話―読み聞かせにぴったりの、面白小ばなし50選作者: 福井栄一出版社/メーカー: PHP研究所発売日: 2006/03メディア: 単行本この商品を含むブログを見る 響きも怖いんだけど、辞書の語釈もそう…

豚の脂はラード。では牛の脂は?

高校講座科学を見ていた。テーマは「油脂」。その中に「豚の脂」と「牛の脂」をそれぞれ何というかという話が出てきた。「常識」の範疇なんだろうけれど、それがわからない。 オタフク・お好み焼き用ラード 8kg缶メディア: その他この商品を含むブログを見…

「鼻毛」は意外にセクシーな奴なのだ。

『大辞泉』第二版の定義では、セクシーでもなんでもない。「鼻の穴の中に生えている毛」。載っている語釈はこれだけ。 キミは他人に鼻毛が出てますよと言えるか デラックス作者: 北尾トロ出版社/メーカー: 朝日新聞出版発売日: 2013/08/01メディア: Kindle版…

蟻は甘いものが好きだが、食ってみれば実は酸っぱい

妻は蟻を食ったことがあるそうだ。「ストローをかぶせて、蟻を捕まえて遊ぶのはみんなやったことがあるでしょ。私はついそこでストローを吸ってしまったのよ」。 アリのす観察キット ([バラエティ])出版社/メーカー: 学研教育出版発売日: 2011/04メディア: …

ミドリガメはみんな子供なのだ。

ミドリガメは悪者であるという見解にまとまったようだ。 みどりがめ ゆうゆうのびっくりおさんぽ作者: 志茂田景樹,藤井景出版社/メーカー: KIBA BOOK発売日: 2002/04メディア: 単行本この商品を含むブログを見る 輸入や飼育の禁止を検討中なのだそうだ。

恐竜は絶滅していない

ものすごく久しぶりに『ジュラシック・パーク』を読んでいる。コンピュータ会社で仕事を始めた頃に邦訳が出たのだったと記憶する。 ジュラシック・パーク〈上〉 (ハヤカワ文庫NV)作者: マイクルクライトン,Michael Crichton,酒井昭伸出版社/メーカー: 早川書…

うちの家内に「けがついて」まんねん。そう言われたときの対応は?

久しぶりに落語のCDやDVDを見ていたら止まらなくなった。おかげで昨日深夜は「落語ナイト」。志ん朝―枝雀―志ん生をいろいろと。 桂 枝雀 落語大全 第三集 [DVD]出版社/メーカー: ユニバーサルミュージック発売日: 2002/04/11メディア: DVD購入: 1人 クリック…

「いのしし」は気持ちよく「のたうつ」

「のたうつ」という言葉を辞書で引いてみた。きっかけは古今亭志ん生の「弥次郎」。話の中に猪が出てくる(そういえば猪が出てくる落語は多いな)。 猪と「のたうつ」が結びつくんだとは知らなかった。ちなみに『新明解』第七版によれば「苦しんでもがく」と…

「口減らし」の「口」を巡る残酷表現いろいろ

『ベネッセ表現読解国語辞典』の「口」をみてみた。 その中に「扶養する人数」という意味での「口」があった。用例は「口が多いので家計が苦しい」などだ。 NARUTO -ナルト- カエルのがま口(ぐち) うずまきナルト かわいい蛙の小銭入れ かえる 財布 サイフ …

雌のミノムシは、蓑の中で一生を送る。

そんなことがあろうとは想像もしたことがなかったな。『明鏡』から引く。 ミノガ科のガの幼虫。小枝や葉の小片を口から吐く糸でつづり合わせ、袋状の巣を作る。雄は羽化してガとなるが、雌は巣の中で一生を過ごす。 知らなかった。 もんしろちょうとみのむし…

面白さ満載の「ヤドカリ」

ぼくは奄美大島で生まれた。浜辺はヤドカリだらけだったな。 そのヤドカリ。Amazonで見てみると飼育セットのようなものがたくさんあるのに驚いた。 オカヤドカリの 宿替え貝殻S出版社/メーカー: 三晃商会発売日: 2007/07/23メディア: その他 クリック: 5回こ…

「夏眠」は哺乳類から無脊椎動物まで一般的に見られる行動である

シャレで使うことはあった。でも本当にある言葉だとは想像だにしなかったな。「夏眠」という言葉の話だ。 『世界大百科事典』は「夏眠」の項で次のように言う。 夏は生命の営みが頂点に達する季節だが,この時期に活動を停止して秋を待つ動物たちがある。 そ…

「ペット」を調べるなら『新明解』がベスト

うちにいたウサギ。世に言う「ペット」だな。 たぶん「ペット」というような言葉は『新明解』が良いのではないかと思った。 ぼくの予想はあたったんだけど、いかに『新明解』第七版が優れているのかを示すために、『広辞苑』第六版など、引いておこう。 (1) …

ヤツメウナギはいろいろ凄くて怖い。

まずWikipediaを見てみる。 現在生きているほとんどの"魚"が我々ヒトと同じ顎口類に属すのに対し、ヤツメウナギはこれとは別の系統である円口類に属している。円口類の中で現在も生存しているのはヤツメウナギ類とヌタウナギ類のみである。 詳しくわからない…

「ハクチョウ」というのは「カモ科ハクチョウ族」の鳥のこと。

皇居のまわりをうろうろと散歩していた。出会ったのはこんなカモ。 他人がゲットした何かにラッシュして奪いとろうとするカモ。結局奪い取ってました。もしかして親子とかなのかな? pic.twitter.com/0oA7DlPeG1 — maeda hiroaki (@torisan3500) July 1, 201…

「膝栗毛」の語釈がちょっと笑えるよ。

「膝栗毛」。これもまず思い出すのは『東海道中膝栗毛』の固有名詞だろうけれど、実は一般名詞。なかなか笑えるというか、かわいい語釈があるので記録しておこう。 東海道中膝栗毛 上 (岩波文庫 黄 227-1)作者: 十返舎一九,麻生磯次出版社/メーカー: 岩波書…

「とどのつまり」に感じてしまう「人生」

「とどのつまり」。いきなりだけど『広辞苑』第六版をみてみる。 途中にいろいろあったが、つまるところ。結局。とど。▷多く、結果が思わしくない場合に使う。 そう。「つまり」は何かを「説明」する「つまり」ではなく「詰まり」なんだろうな。例文は『プロ…

国語辞典で見る豚肉・牛肉

『明鏡』をめくっていると「豚肉」に出会った。 結構かわいい。 明鏡の豚肉 pic.twitter.com/I6mfIjbh6x — maeda hiroaki (@torisan3500) June 20, 2013 他の辞書にもあるのかなと思ったらやっぱりあった。 こちらは『大辞林』第二版の豚肉。 大辞林の豚肉 p…

ぼくにもわかった「九牛」の意味

辞書をめくっていて「九牛」という言葉に出会った。 不勉強なぼくはこの言葉を知らなかった。もし聞いたことがないねという人がいれば、ぜひとも意味を想像してみて欲しい。「そんなもんわかんねえよ」と言わずに、ぜひとも素直な心で考えて欲しい。 座れる…

「しゃちほこ」は「かいじゅう」なのだ

「しゃちほこ」ってのをあまり真剣に考えたことはない。お城の上にあるお魚さんね、ってなくらいだ。電子辞書を見ればこんな感じ。 言葉が気に入ったから、語釈は『明鏡』から引いてみる。 想像上の海獣。魚形だが頭は虎(とら)に似、背には鋭いとげがあって…

本日の幸せは「ミニぶた」!

なんでもないことに幸せを感じて、皆に「幸せの沸点が低すぎる」なんて言われる。まあ、本人が幸せになるならそれで良いじゃないか(笑)。 本日の幸せはこれ。 辞書読み本日のお気に入り。「ミニブタ」 via 『大辞林』第二版 twitter.com/torisan3500/st… —…

国語辞典上の「ペンギン」はみなそっくりだが…

前の記事に続いて動物園ネタ。 お題はペンギン。いろんな辞書を見てみると、結構似た感じ。そんな中、『新明解』第七版と『岩波国語辞典』第七版・新版を比べてみよう。 まずは『新明解』。 南極大陸など南半球に住む海鳥。背中が黒く、腹が白くて、まっすぐ…

「凛々しさ」に若さは必須なのか

昨日は上野動物園に出かけていた。ぼくらは上野動物園にパンダ舎があるというのは忘れがちで、いつも「なかよし広場」に寄ってすぐ帰ってきてしまう。 物語上野動物園の歴史 (中公新書)作者: 小宮輝之出版社/メーカー: 中央公論新社発売日: 2010/06/25メディ…