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気になる言葉 on 国語辞典

つい気になった言葉など、辞書で引いてみる

岩波国語辞典、渾身の例文 ― 「へたなしゃれはやめなしゃれ」

『辞書の仕事』を読んだ。そこに次のようなことが書いてあった。 「洒落(しゃれ)」の例として「へたな洒落はやめなしゃれ」を挙げていることが、最も『岩国』らしくない、あるいは、『岩国』らしい親父ギャグ via 辞書の仕事 #国語辞典 #辞書— maeda hiroaki…

A面やB面やオートリバースな世界

「A面」。小型辞書ではあまり立項されていないみたいだ。 「A面」。今だからこそ辞書に入れたい言葉。と言うほど大袈裟なもんではないが。 via 三省堂国語辞典第七版 #辞書 #国語辞典 pic.twitter.com/z0U6uX3I0a— maeda hiroaki (@torisan3500) 2014, 2月 13…

「落下傘」という言葉は死語になりつつある?

中学生が「傘下」が読めないという。(甲子園の)「銀傘」の語で「さん」を説明しようかと思ったが、東京で「甲子園」はマイナーかもしれない。 それならば、と「落下傘」を例に出した。 空の神兵 (落下傘部隊の歌) 昭和17年(1942) - YouTube

「わかればなし」のいろいろ

『大辞林』第二版に「わかればなし」を見つけた。 わかればなし【別れ話】夫婦や恋人の間で起こる、別れることについての話し合い。また、その話。 なんだか「ヒトゴト」の感じがする。「起こる」というのが、きっかけがどこかからやってきて、勝手に発生す…

「にっぽんいち」と「にほんいち」、偉いのはどちら?

富士は「にっぽんいち」の山だったかな。それなら「にっぽんいち」がきっと偉いに違いない。 唱歌「富士山」歌詞・高音質 - YouTube でもそんな主張は受け入れられないに違いないので国語辞典で「日本」を確認してみる。『明鏡』から。

「えりすぐる」(「よりすぐる」)を漢字で書くと?

「えりすぐる」を『広辞苑』第六版で引くと、「選りすぐる」と出てくる。 えり‐すぐ・る【選りすぐる】 〖他五〗 すでにえり抜いた中でさらによいものをえらびとる。厳選する。よりすぐる。 ま、そんなに難しい言葉ではない。

「ピンボール」とは「電動コリントゲーム」のことだ。

「コリントゲーム」という単語を、これまでに聞いたことはないと思う。「ピンボール」を英和辞書で引くと出てくるのだ。 ピンボールを英和辞典で引くと「(電動)コリントゲーム」などと記されている。知らないなあ>コリントゲーム #辞書 #英語 pic.twitter…

「葡萄」と書いて「えび」と読む。「えび茶」の「えび」は「葡萄」のこと。つまるところ阪急電車は葡萄色。

大阪に「阪急電車」という電車がある。ちょっと独特の色で、久しぶりに大阪に帰ると「おわっ!」とびっくりしてしまう。 マルーンの疾風(かぜ) 2014年 阪急電鉄カレンダー ([カレンダー]) 出版社/メーカー: 阪急コミュニケーションズ 発売日: 2013/10/12 メ…

「エロチシシズム」を巡る愉快な冒険

言葉というよりも、語釈がともかく面白い。 ちょっとよくわからない『岩波国語辞典』の「エロティシズム」 #国語辞典 #辞書 pic.twitter.com/97VT8nPDVh — maeda hiroaki (@torisan3500) 2013, 12月 11 ツイート中では「エロティシズム」と書いたけれど、正…

「お題目」ってなんだろうな、と思ったけれど辞書ごときではわからない話らしいよ。

「お題目」ってのがよくわからない。気になっているのは宗教的意味の方。いろんな辞書に「日蓮宗で唱える南無妙法蓮華経の7字」と出てくるけれど、なぜそれを「お題目」と呼ぶのか、あるいは「口先で唱えるだけで実質を伴わない主張」(『日本国語大辞典』2…

「銃」とか「砲」に見た「宮沢賢治」的世界

最初に見つけたのはWikipediaだ。 なかなか素敵な定義だ > “銃(じゅう)とは筒状の銃身から弾を発射する道具であり、砲より小型の物を指す。” / “銃 - Wikipedia” http://t.co/536h5yQTtG — maeda hiroaki (@torisan3500) September 27, 2013 「かな」にす…

「束の間」は、約7.7センチメートル

「束の間」ってのはどのくらいの間なんだろう。「束の間の休息」は、それなりに休めるのか、それともほとんど休めないのか。 プロコフィエフ:ピアノ協奏曲全集/つかの間の幻影アーティスト: ベロフ(ミシェル),プロコフィエフ,マズア(クルト),ポータル(ミシェ…

「ふてぶてしい」は「太太しい」かな?

「ふてぶてしい」は「太太しい」と書くのだと主張する辞書と、漢字を載せていない辞書がある。 オバハンSOUL 1 (ニチブンコミックス)作者: もりやまつる出版社/メーカー: 日本文芸社発売日: 2010/12/27メディア: コミック購入: 2人 クリック: 2回この商品を…

酒の入れ物ではない「片口」の意味

Kindleで『半七捕物帳』などを読んでいる(青空文庫で読める)。先日読んだ『剣客商売』が思いのほか楽しめたので、続いて「時代小説」を読んでいる次第。 半七捕物帳 01 お文の魂作者: 岡本綺堂発売日: 2012/09/27メディア: Kindle版 クリック: 1回この商品…

しどろもどろの「もどろ」はどういう意味?

「しどろもどろ」という言葉がある。『新明解』第七版には「古風な表現」とあるが、今でもよく使うように思う。 シドロとモドロ (アンパンマンのこもりうた)作者: やなせたかし出版社/メーカー: フレーベル館発売日: 1998/05メディア: 単行本この商品を含む…

人の「臨終」を笑うな。

昨日「往生」を引いたので、今日は「臨終」を引きたくなった。 まあ「臨終」は怖い言葉じゃないけれど、「終わった」ときに「臨終」と言われることには少々違和感を感じたりする。 人間臨終図巻〈1〉 (徳間文庫)作者: 山田風太郎出版社/メーカー: 徳間書店発…

「デッドロック」に「乗り上げる」のも、辞書が認める用法なのだ?!

本日の『大辞泉』編集部からのツイート。「デッドロック」について。 日本ロックサービス ABUS 番号式 南京錠 155 40ミリ出版社/メーカー: 日本ロックサービスメディア: Tools & Hardware購入: 2人 クリック: 15回この商品を含むブログを見る まあよくある話…

『広辞苑』と『明鏡』、エッチなのはどっちだ?

「H」の読みとして「えいち」では立項していない『新明解』第七版だけど、「えっち」については次のように記述している。 〔エイチの俗な発音〕 そう書くなら「エイチ」も立項すべきと思うんだけどな。ついでに2番目に上がっている語義も書いておく。 〔Hent…

「理屈」ってのは「理が屈する」こと?

講談社現代新書の『漢字雑談』(高島俊男)を読んでいると、次のような記述があった。 「りくつ」を(理窟でなく)「理屈」と書くのは、りくつから言えばおかしい。「理が屈する」というのは、話のすじみちが通らなくなって行きづまることである via『漢字雑…

「異次元」は、ない。

本稿のきっかけは『大辞泉』のFacebookページ。「異次元」って言葉が立項されてなくて、自分で驚いたよという記事が投稿されていた。 『大辞泉』では「異次元」を次のように立項することにしたとのこと。 1 異なる次元。また、次元の異なる世界。「―空間」…

「膝栗毛」の語釈がちょっと笑えるよ。

「膝栗毛」。これもまず思い出すのは『東海道中膝栗毛』の固有名詞だろうけれど、実は一般名詞。なかなか笑えるというか、かわいい語釈があるので記録しておこう。 東海道中膝栗毛 上 (岩波文庫 黄 227-1)作者: 十返舎一九,麻生磯次出版社/メーカー: 岩波書…

「こぶらがえり」とは先祖がえりの一種。な、わけはない。

一昨年に心臓の病気で入院した際、とにかく水分を排出するというのが第一の治療だった。 そのせいかどうか、入院一日目の深夜、身体のあちこちが痙攣してしまった。ふくらはぎの痙攣も相当に痛かったな。 このふくらはぎの痙攣、一般には「こむらがえり」と…

「その日」なんの日?

『明鏡』を眺めていると「その日」という項目があった。 (1)ある事が行われた日。また、ある事が行われる日。その当日。「―はひどく暑かった」 (2)さしあたっての今日。今日現在。「―の暮らしにも事欠く」 「さしあたっての今日」という言い方が面白いけれど…

「ちんちん」とは、ある単語の略であるらしいですよ。

たぶん多くの人は知っている言葉で、「よく知らない」なんて言うと笑われるんじゃないかと思う。 その言葉とは「ちんちんかもかも」。 優しさの伝わるぬいぐるみ カモ(M)出版社/メーカー: Milionメディア: おもちゃ&ホビーこの商品を含むブログを見る な…

『表現・読解国語辞典』に「手」について教わってみる

『ベネッセ表現読解国語辞典』は面白い。たとえば「手」について教わってみた。 まず「名詞」。 人間や動物の、肩や胴の上の方から出た部分。 ある人や組織の支配下にあること。また、その人。 作業・仕事をする力や人。 物事のやり方や進め方。 あるものを…

『ベネッセ表現読解国語辞典』の「耐え忍ぶ」にちょっと笑った

「耐え忍ぶ」という語くらい誰でも知っている。 『大辞泉』第二版を見てみる。 つらさや苦しさをがまんする。じっと辛抱する。「苦しい生活を―・ぶ」「悲しみを―・ぶ」 まあ語釈も例文も一般的なものだ。 「耐え忍ぶ」という言葉の意味からも、そんなに面白…

真の綿と木の綿はどっちが本当の綿?

「真綿色したシクラメン」という言葉から、ぼくは(恥ずかしながら?)「綿の木」の実から取る「わた」をイメージしていた。 布施 明 「シクラメンのかほり」 - YouTube 「真綿」の定義を辞書に見て、ちょっと驚いてしまった。『明鏡』を見てみる。 くず繭を…

言葉の日記念、Android版大辞泉が半額の1000円で販売中

「言葉の日」ってご存知でしたか。ぼくは知らなかったな。 それはともかく。 大辞泉編集部です。「言葉の日」を記念して、アンドロイドアプリ「デジタル大辞泉」が¥2,000→¥1,000の特価販売中。5/20~6/19まで!play.google.com/store/apps/det… — 大辞泉編…

国語辞典、「最後の言葉」はなんだろう?

『辞書と日本語』で見た『新明解』五版に関しての情報は、七版でもそのまま同じだった。 『新明解国語辞典』五版の最後の…前の項目は「んとす」…。そこには、「われら一同、現代語辞典の規範たらんとする抱負を以て、本書を編したり。乞ふ読者、微衷を汲み取…

「白」を引いてもなかなか面白い

『新訂大言海』を見てみよう。 〔著(シル)キ色ノ義カ〕色の名、雪ノ如キ色。サレド、物理學ニテハ、色トセズ、七色ノ、一ツニ混合シタルモノトス。 『大言海』の語源定義についてはいろいろ言われているようなので(不勉強で全くわからないけれど)無視し…