気になる言葉 on 国語辞典

つい気になった言葉など、辞書で引いてみる

「あっ」。

和英辞典を見ていると「あっ」ってのがあった。 プログレッシブ和英辞典にみる「あっ」。> あっ〔驚きの声〕Oh!; Oh dear!; Dear me!あっ,お金を忘れてきたOh dear! I forgot to bring money.あっ,田中先生だWhy, it's Mr. Tanaka.あっ,雪だLook! It's …

「他人の飯を食う」

「他人の飯を食う」という言葉がある。久しぶりに辞書で見かけたんだけど、この言葉、今やなかなか正しく受け取ってもらえない言葉なんじゃなかろうか。 【肉のひぐち】 飛騨牛 生ハンバーグ 120g×6個 まとめ買い 真空包装 冷凍総菜 メディア: その他

自意識過剰なマトリョーシカ

Timehopというアプリケーションを数年にわたって使っている。 www.timehop.com過去の同月同日に、SNSなどに投稿した内容をまとめて表示してくれるアプリケーションだ。「3年日記」とか「10年日記」なんてのに近いのかな。

「性感染症」は「性病」と同じ?

岩波国語辞典を眺めていると「性感染症」という言葉が目に入った。 せいかんせんしょう【性感染症】性交やそれに類した行為によって感染する病気。梅毒・淋病・エイズなど。性病。花柳病。 ほう。気になるのは二点。「それに類した行為」ってのと、「性病」…

「丘」ってわりと難しいよ(^^)

「丘」を漢和辞典で見るとね、「象形」説と「会意説」があるみたいだ。 「丘」には象形説もあるけど、『漢辞海』は会意。文字の要素に「北」があることを示し、「人は丘の南側に住むのだ」と。なんか納得しそうだね(笑)。 pic.twitter.com/L33dK2Sg6V— mae…

年百年中、辞書を読む

小学四年生用の国語問題集を眺めていると、「年百年中」という言葉が出てきた。文脈からみると、どうやら「年がら年中」と同義であるみたいだ。もしかして「年百年中」で「ねんがらねんじゅう」と読むのか? 恥ずかしながら、「年百年中」(ねんびゃくねんじ…

「熱雷」とか「冬雷」とか。

以前、「春雷」について書いた。多くの辞書が「春雷」を「春の雷」とのみ説明することにムカツいて書いたものだ。 なんと! 今の時代、「春雷」は「ふきのとう」ではないのだそうだ(世代限定^^)https://t.co/02Fc2QwxWK #AmazonMusic— maeda, h (@torisa…

「警察する」って動詞、知ってた?

自粛警察、マスク警察、帰省警察とかいろいろあるらしいけど。「警察する」って動詞があるの知ってた? ぼくはぜんぜん知らなかったなあ。 けい‐さつ 【警察】 (1)(─する)警戒し査察すること。注意して調べること。きょうさつ。(2)国家の安全、社会公共の…

「不織布」ってなんだ?

アベノマスクはださいよね。首相本人も、どうやらつけたくなかったみたいで、他のマスクに変えたみたいだし。 タイミングのひどさとか異物混入とかいろいろあったけど、とにもかくにも格好悪かった。首相があのマスクをつけるのは国辱物なんじゃないかと思っ…

「パソコン通信」

ふと、『日本国語大辞典』で「パソコン通信」を引いてみた。 パソコン‐つうしん 【─通信】 パーソナルコンピュータ間で、電話などの通信回線を介して情報の送受信を行なうこと。 これはぜんぜん何のことかわかんないね^^。「ニフティサーブ」の「シスオペ…

ゴーゴーにでもいかない?

実は、ぼくもジェネレーションから外れているんだけど、かつて「ゴーゴー」なる言葉があったね(「ゴーハイ」を用いたジェネレーションからもぎりぎり外れている)。 久しぶりに「ゴーゴー」という単語を耳にしたな…https://t.co/7VJSZVDOsP— maeda, h (@tor…

「出土品」の反対語は「伝世品」

使っているIMEで、「でんせい」と入力して「伝世」が出るだろうか? ちなみにぼくのubuntu標準のIMEでは出ない(ちなみに「でんせい」に似ている「デシンセイ」も一発変換してくれない^^)。 「伝世」とはなんだ?

「多生の縁」と「他生の縁」

ちょっと恥ずかしい話をしているのかもしれないけれど。ぼくは「多生」(たしょう)という言葉があることを知らなかったよ。 「そですりあうもたしょうのえん」は「袖擦りあうも多生の縁」と書いたりもするそうだ。

「閏」(うるう)の定義って何だっけ?

今頃言ってるのも恥ずかしいんだけどさ。「うるう年」とか「うるう秒」の「うるう」ってどういう意味なんだっけ? 「あまってる」とかそういう意味なのかな? 国語辞典をみてみる。

「粗熱」ってなに?

「そんなもん知ってるよ、ぼけ」な人が多いんでしょうね^^。でも、ちょっとおもしろい解釈も後ろの方に載せるから読んでほしいよ。

イオン化傾向(時と場合により変わる)

「イオン化傾向」。化学を学ぶ上で必須の知識なんだけど、国語辞典に載っているとは思わなかったな。でも、けっこういろんなものに載っているみたいだ。日本国語大辞典、大辞泉、広辞苑などには掲載されている。 イオンか‐けいこう[イオンクヮケイカウ] 【…

「時雨煮」ってなんだ?

料理初級者(初心者からちょっと進化した^^)のぼくは、「きょうの料理ビギナーズ」なんてのもよく見ている。 今日見ていると(録画して見ているのでいつの放送かは知らない)、「きんぴらごぼう」と、「ごぼうと牛肉の時雨煮」ってのが出てきた。 きょう…

「甘いマスク」は死語?

トイレットペーパーやボックスティッシュは手に入るようになってきた(Amazonはまだだめみたいだけど)。ただ、マスクは手に入らないね(ぼくはそこそこ備蓄している)。 健常者マスク不要論もあるけれど、それは、周囲に良識ある人しかいない場合の話なんじ…

心太式

今日、ラジオを聞いていると気になることを言っていた。すなわち、最近のところてんは機械で突き出すのだそうな。 するってーと、あれだね。もうすぐ「ところてんしき」(心太式)という言葉も死語になるかもしれないね。

「要請」とは、証明不可能な命題のこと。

ちょっと「要請」がブームだね。 www3.nhk.or.jp 一応、念の為になんだけど、「要請」ってどういう意味だっけ?

ラグビーの「スタンドオフ」とは?

国語辞典は意外に(当然に?)ラグビーに冷たいね。TVのバラエティ番組なんかでは、なにかというとラグビー選手を連れてくるのに、ラグビーの花形ポジション(最近はそう言わないかもしれない)である「スタンドオフ」を立項している国語辞典は少ないみたい…

「呪い」と書いてなんと読む?

中学生5人にきいてみたけど、みんな「ノロイ」と読んだな。ぼくもそう読む。でも、この字には「ノロイ」以外の読みがある。 「まじない」と「のろい」は同じ字だったのかー。 via 明鏡国語辞典 pic.twitter.com/HxfgXV6aOm— maeda hiroaki (@torisan3500) Ja…

パプリカは粉末?

ちょっと前の国語辞典を何冊か眺めていた。すると、「パプリカ」とは「粉末」なのだと主張する辞書が多くてちょっと驚いた。 多くの国語辞典で、パプリカは「粉末である」と定義されている。写真は明鏡。 pic.twitter.com/mAac9svOUb— maeda hiroaki (@toris…

春夏秋冬の節分

ジジイが言うことじゃないけれど。「節分」ってなんだろうと考えた。2月の豆まきの頃を「節分」って言うし、確か冬の季語でもあるはずだ。 でも「節分」ってのは「季節の分かれ目」で、春夏秋冬それぞれに存在するものじゃないのか?

百八煩悩

小学生低学年の頃、大分県杵築市寺町というところに住んでいた。クラスメイトにも「伊藤さん」という、お寺の子(可愛い)がいたな。 その寺町では、大晦日に多くの寺が一斉に除夜の鐘をつく。一般の人も並んで鐘をついたりしていた。回数のカウントはいいか…

「病室」とは?

心臓の病気で2度入院したことがある。一度目は、なかなかICUから出られなかった。 それはともかく。「病室」を『岩波国語辞典』でみて、ちょっと違和感を感じた。 びょうしつ【病室】病人のいる部屋。

「生繭」(なままゆ)

国語辞典を眺めていると、「生繭」(なままゆ)という言葉に出会った。意味は文字通りなんだけど、ちょっとびっくりしたな。 生繭(なままゆ)とは、蛹が生きている状態の繭。こんな言葉があるのは日本文化だなあ… via 岩波国語辞典 pic.twitter.com/CdoZka2…

「等高段彩」って言葉はメジャーなの?

話題になっているらしい、『地図帳の深読み』という本を読んでいる。のっけから(「のっけから」という言葉もあまり聞かなくなったな…)「知らねえよ、それ」な用語に出会った。 その語とは「等高段彩」だ。 学校で用いられる地図帳には、戦前から伝統的に等…

「練成」は「ねりせい」?

小学生用のとある問題集に「練成問題」というのがあった。それを解き進める小学生いわく「私、ねりせい問題嫌い!。難しいもん!」。 それを聞いて「ねりせい」とか読んでるようじゃあなあ、、、なんて思ったものだった。

「テクノ」は辞書にあるのか?

今を生きている人には関係ない言葉なのかもしれないな。でも53歳のぼくの青春時代、「テクノ」は「黒船」なみの衝撃をもってやってきた。 辞書にあっても不思議ではないな、と探してみた。 TECHNOPOLIS アーティスト: YELLOW MAGIC ORCHESTRA 出版社/メーカ…